アジア企業の大半が2023年にクラウド投資を増加させる見込み
Alibaba Cloud 2023 年 3 月 7 日
アジア企業の 5 社中 4 社が 2024 年までの完全なクラウド移行を計画
セキュリティ、ローカルサポート、料金がパブリッククラウド導入を促進
中国、杭州、2023 年 3 月 7 日 - Alibaba Group のデジタルテクノロジーとインテリジェンスのバックボーンである Alibaba Cloud が委託した調査レポート「アジアにおける次世代クラウド戦略」によると、クラウドサービスの既存ユーザーの 84% が 2023 年にクラウドテクノロジーへの投資を増加させる見込みであり、5 社中 4 社以上 (84%) が 2 年以内の完全なクラウド移行を計画しています。
クラウドへの投資増加
ポストパンデミックの環境下で、より多くの企業が重要なビジネスをオンラインに移行してワークロードを効率的に処理する中、既にクラウドサービスを利用しているアジアの企業は、今後 1 年間にわたりさまざまなクラウド戦略への投資を増加させる計画です。
投資増加はタイ (95%)、インドネシア (94%)、フィリピン (91%)、香港 (中国) (83%)、シンガポール (83%) で最も顕著となる見込みで、日本と韓国では現在の投資レベルを維持する意向を示した企業の割合が比較的高い結果となりました。主要業界の中で、ゲームセクターはクラウド投資の最も急激な増加が見込まれ、メディア・通信、インターネット・テクノロジー、金融サービスがこれに続きます。
投資優先度では、アジアの企業のより多くの割合がデータ分析・AI (53%)、クラウドコンピューティング (52%)、自動化 (46%) にフォーカスする予定です。半数以上の企業がクラウドコンピューティングへの投資増加を計画している事実は、ビジネス成長を支えるクラウドインフラの重要性を裏付けています。
「最新の調査は、アジアの企業とクラウドサービスプロバイダーにとって重要なインサイトを示しています。クラウド導入はビジネス成功の前提条件となっており、お客様はデジタル時代におけるビジネス成長を推進するため、多様なクラウド戦略を採用しています。クラウドインフラは生成 AI など多くの最先端イノベーションの基盤であり、当社はこれまでと同様、各業界の企業に実証済みのクラウドベースソリューションを提供し、クラウドサービスへのシームレスな移行を支援することにコミットしています」と、Alibaba Group 副社長兼 Alibaba Cloud Intelligence 国際ビジネス社長 Selina Yuan は述べています。
調査対象企業の 3 分の 2 以上 (69%) が少なくとも 3 年間クラウドを利用している一方、香港 (中国)、日本、シンガポールは最も初期の導入者であり、クラウドサービスの利用経験が 3 年未満の企業はわずか 5 社に 1 社 (20%) にとどまっています。業界別では、インターネット・テクノロジー、製造業、金融サービスが最も高いクラウド成熟度を示しています。
Alibaba Cloud はグローバル市場調査会社 NielsenIQ に調査を委託し、アジア全域における主要なクラウド戦略 (プライベート、パブリック、ハイブリッド) の導入状況をより深く把握することを目的としました。
2024 年までのクラウドへの完全移行
調査ではまた、回答企業の 84% が今後 2 年以内にクラウドへ完全移行する見込みであることが明らかになりました。パンデミック中に生じた新しいニーズが部分的にこれを後押ししています。回答者の 3 分の 1 以上 (36%) は、今後 6 か月以内の完全なクラウド移行を見込んでいます。
調査対象企業のうち、COVID-19 の影響により IT の利用に大きな変化が生じ、54% がクラウドベースソフトウェアの利用増加を、41% がクラウド移行の加速を報告しています。
より多様なクラウド導入に向けた戦略
調査時点で、アジアではプライベートクラウド (40%) が最も人気のある戦略であり、パブリッククラウド (27%) がこれに続きました。セキュリティの高い評価、信頼できるローカルサポート、魅力的な料金が、企業がパブリッククラウドを選択する主な理由であり、調査対象企業の 38% が今後 1 年間にパブリッククラウドへの投資を 5 分の 1 以上増加させる見込みです。
調査対象のアジア市場の中で、韓国が最も高いパブリッククラウド導入率 (43%) を示しています。現在パブリッククラウドを利用している上位セクターは、ゲーム、公共部門、小売、インターネット・テクノロジーです。
一方、ハイブリッドクラウドの導入は増加傾向にあり、調査では当初のクラウド戦略導入時と比較して導入率に 7 ポイントの純増が記録されました。さらに、クラウド戦略を変更した回答者のうち、最も高い割合の 39% がハイブリッドクラウドに切り替えています。セキュリティに加え、企業はカスタマイズされたクラウドサービスのためにハイブリッドクラウドを選択する傾向があります。
「アジアで採用されているクラウド戦略の多様性は、より多くの企業がビジネスのデジタル化に向けて、堅牢でレジリエント、安全かつ柔軟なインフラを求めていることを示しています。クラウドサービスのリーディングプロバイダーとして、当社はこうした需要に応えるため、革新的で安全なパブリッククラウドサービスを引き続き導入していきます」と、Yuan 氏は付け加えました。
調査について
本調査は 2022 年 9 月末から 10 月初旬にかけて実施され、香港 (中国)、マレーシア、シンガポール、フィリピン、インドネシア、タイ、日本、韓国のアジア 8 市場で、現在クラウドサービスを利用している中小企業から大企業までのクラウド戦略意思決定者 1,000 名からオンラインアンケートを通じてフィードバックを収集しました。回答者は、金融サービス、ゲーム、インターネット・テクノロジー、製造業、メディア・通信、公共部門、小売を含む幅広い業界を代表しています。

Alibaba Cloud について
2009 年に設立された Alibaba Cloud (www.alibabacloud.com) は、Alibaba Group のデジタルテクノロジーとインテリジェンスのバックボーンです。エラスティックコンピューティング、データベース、ストレージ、ネットワーク仮想化サービス、大規模コンピューティング、セキュリティ、管理およびアプリケーションサービス、ビッグデータ分析、機械学習プラットフォーム、IoT サービスを含む一式のクラウドサービスを世界中のお客様に提供しています。IDC によると、Alibaba は 2018 年以降、グローバルで 3 位のパブリッククラウド IaaS サービスプロバイダーとしての地位を維持しています。Gartner によると、Alibaba は 2018 年以降、米ドル換算収益で世界 3 位、アジア太平洋地域でトップの IaaS プロバイダーです。
