Elastic Compute Service(ECS)インスタンス購入ページの [ワンクリック購入] 方式と比較して、[カスタム購入] の方は、ECS インスタンスを作成する際に、イメージの種類、インスタンスタイプ、ストレージ、帯域幅、セキュリティグループなどに対して、カスタム設定を行うことができます。このトピックでは、[カスタム購入] 方式で ECS インスタンスを作成する方法について説明します。
ECS に不慣れなユーザー向けに、ECS インスタンスをスムーズに購入する簡単な例が用意されています。詳しくは、「ECS コンソールの [カスタム購入] ページでインスタンスを作成・管理する」をご参照ください。この参照文章は、ユーザーがプロセス全体をよく理解するのに役立ちます。ECS のことを大体理解した後、また、このトピックを読み、インスタンスのカスタム購入に関する詳細な設定が理解できるようになります。
事前準備
Alibaba Cloud 国際サイト (alibabacloud.com) で Alibaba Cloud アカウントを作成します。詳細については、「Alibaba Cloud アカウントの作成」をご参照ください。
ご利用の Alibaba Cloud アカウントに、クレジットカードまたは PayPal アカウントを登録します。詳細については、「Alibaba Cloud の支払い方法について」をご参照ください。
(オプション) 中国本土リージョンの ECS インスタンスを購入する場合は、実名登録を完了する必要があります。詳細については、「Alibaba Cloud 国際サイト (alibabacloud.com) での実名登録に関する FAQ」文章の「実名登録はどのように完了しますか?」部分をご参照ください。
手順
ECS インスタンス購入ページに移動します。
[カスタム購入] タブをクリックします。
課金方法や、リージョン、インスタンスタイプ、イメージなどを設定します。
詳細については、この文章の「 設定項目についての説明」 部分をご参照ください。
購入する前に、ECS 購買ページの右側で、インスタンスの全体的な設定をチェックして、業務要件を満足した上で、購入期間等を設定します。
画面の指示に従って、「CDT 利用規約」などのサービス契約をお読みいただき、同意の上で、チェックボックスにチェックを入れてください。 すでにサービス契約に署名している場合は、契約に再署名する必要はありません。それから、[注文確認 ] をクリックします。
通常、システムは ECS インスタンスを作成するのに 3〜5 分かかります。ECS コンソールの [インスタンス] ページで、インスタンスのステータスを確認できます。インスタンスが実行中状態の場合は作成済みであることを意味します。
パラメーター
[課金方法]
課金方法によって、インスタンスの料金および料金計算ルールが異なります。インスタンスのリソースのステータス変化規則も、課金方法によって異なります。
課金方法 | 説明 | 関連ドキュメント |
サブスクリプション | リソース使用前に料金の支払いが必要です。 24 時間 365 日稼働する Web サービスやデータベースなど、長期間にわたる持続的なワークロードに適しています。 | |
従量課金 | リソースの使用後に料金を支払うことができる課金方法です。 料金は秒単位で計算されます。 必要に応じてリソースを購入したり、リリースしたりすることができます。一時的なスケーリング、テスト、フラッシュセールスなど、短期的、変動が大きい、または予測できないワークロードに適しています。 説明 コストを削減するために、節約プランやリザーブドインスタンスの併用を推奨します。 | |
プリエンプティブル | リソースの使用後に料金を支払うことができる課金方法です。 割引のない従量課金インスタンスより、最大 90% のコストを節約できます。ただし、プリエンプティブルインスタンスは、市場価格の変動またはあるタイプのインスタンスのリソース不足によって、自動的にリリースされる場合がありますので、ご注意ください。テストやリアルタイム分析など、障害や中断に対する許容度が高く、ステートレスな業務シナリオに適しています。 |
リージョン
リージョンとは、Alibaba Cloud データセンターがデプロイされた地理的な場所です。レイテンシを減らすためには、自分の地理的な場所に最も近いリージョンを選択してください。 インスタンス作成後、インスタンスのリージョンは変更できません。 詳細については、「リージョンとゾーン」をご参照ください。
ネットワークとゾーン
Virtual Private Cloud (VPC) の利用を推奨します。VPC は論理的に互いに隔離されているため、セキュリティを強化するほか、Elastic IP Address (EIP)、IPv6、Elastic Network Interface(ENI)などの機能もサポートしています。
リージョンは、独立した複数のゾーンから構成されています。ゾーンは、独立したネットワークと電源供給を持つ物理的な領域です。同じゾーンにデプロイされているリソースはネットワークを共有し、お互いに最小限のレイテンシで接続されています 同じゾーンにデプロイされたサービスは、より高速な通信速度を提供し、より効率的なビジネス運用を可能にします。
ネットワークタイプ | 説明 | 関連ドキュメント |
VPC | VPC は、ユーザーの業務に使用できる専用の、分離されたネットワークです。 ユーザーは自分の VPC を完全にコントロールすることができます。 たとえば、プライベート CIDR ブロックを指定したり、VPC のルートテーブルやゲートウェイを設定したりすることができます。 選択したリージョンに VPC を作成しない場合は、この手順をスキップしてください。 システムは自動的にデフォルトの VPC と vSwitch をこのリージョンで作成します。 既存の VPC と既存の vSwitch を選択します。 または、[VPC の作成] および [vSwitch の作成] をクリックして、VPC コンソールで VPC と vSwitch を作成します。VPC と vSwitch の作成後、ECS インスタンスの購入ページに戻り、 説明 インスタンスに IPv6 アドレスを割り当てる場合は、IPv6 CIDRブロックが有効になっている VPC と vSwitch を選択してください。 |
インスタンスとイメージ
インスタンスタイプとイメージのブロックで、vCPU、メモリ、オペレーティングシステムなどのインスタンスの基本属性を選択します。
インスタンスタイプ
使用可能なインスタンスタイプは、選択したリージョンによって異なります。 各リージョンで使用可能なインスタンスタイプページに移動して、各リージョンで使用可能なインスタンスタイプを確認できます。
インスタンスに対して特別の設定を求める場合、たとえば、インスタンスに複数の ENI をバインドしたい、エンタープライズ SSD (ESSD) またはローカルディスクを使用したい場合、予め選択したインスタンスタイプが業務要件を満たしているかどうかを確認してください。インスタンス仕様の特徴、適用シナリオ、および標準などについては、「インスタンスファミリーの概要」をご参照ください。
課金方法を プリエンプティブルに設定する場合、インスタンス使用期間と最高単価を設定する必要があります。
インスタンスの使用期間とは、プリエンプティブルインスタンスの保護期間を指します。保護期間が終了すると、リソース不足または市場価格よりも低い入札のために、インスタンスがリリースされる場合があります。
オプション
説明
1 時間
インスタンスの作成後、1 時間の保護期間が付与されます。保護期間中、インスタンスは自動的にリリースされません。
なし
保護期間なしで作成されます。保護期間のあるプリエンプティブインスタンスより安いです。
インスタンスあたりの最大価格
オプション
説明
自動入札の使用
インスタンスのタイプに応じて、対応リアルタイム市場価格が自動的に使用されます。料金は変動する場合がありますが、従量課金を利用するインスタンスの価格より高くなることはありません。自動入札は、入札価格が市場価格より低いため、プリエンプティブルインスタンスがリリースされるのを防ぐことができます。ただし、リソース不足でインスタンスが自動的にリリースされるのを防ぐことはできません。
最大価格を設定
最高価格を指定します。リアルタイム市場価格がこの価格の上限を超えた場合、またはリソースが不足している場合、プリエンプティブルインスタンスはリリースされます。
イメージ
イメージには、インスタンスの実行に必要な情報が含まれています。Alibaba Cloud は、簡単にアクセス可能なさまざまなイメージソースを提供しています。 次の表には、イメージソースを示しています。
イメージソース | 説明 | 関連ドキュメント |
パブリックイメージ | Alibaba Cloud が提供するパブリックイメージは、正規ライセンスを取得しています。また、Windows Server OS イメージおよび主流の Linux OS イメージを実装しています。 説明 g8y、c8y、および r8y という YiTian インスタンスタイプと Alibaba Cloud Linux イメージを選択した場合、インスタンスにおいてアプリケーションのアクセラレーション機能を設定することで、インスタンスのパフォーマンス向上を実現できます。詳細については、「ブースター機能」をご参照ください。 | |
カスタムイメージ | 作成またはインポートすることができるイメージです。初期システム環境、アプリケーション環境、およびソフトウェア構成が実装されているため、 繰り返し行う手動構成の時間を省くことができます。 | |
共有イメージ | 他の Alibaba Cloud アカウントと一緒に共有されるカスタムイメージです。 異なるアカウント間で同じイメージを利用してインスタンスを作成可能です。 | |
マーケットプレイス イメージ | Alibaba Cloud Marketplace イメージは厳しい審査に合格し、種類も豊富です。ウェブサイト構築やアプリケーション開発ためのECS インスタンスをワンクリックでデプロイできます。 | |
コミュニティイメージ | 完全に公開されたイメージです。 自分で作成したカスタムイメージを公開したり、他人が公開したコミュニティイメージを使用したりすることもできます。 |
ECS インスタンスを作成する際に、一部のイメージ (カスタムイメージを含む) が見つからない場合があります。 この問題が発生する原因は、イメージとインスタンスの仕様が合致しない、またはイメージとインスタンスのプロセッサが互換性がないことなどです。 問題の解決方法については、「ECSインスタンスを作成するときにあるイメージが見つからないのはなぜですか?」をご参照ください。
ストレージ
インスタンスは、インスタンスにアタッチされているシステムディスク、データディスク、エラスティック一時ディスク、および Apsara File Storage NAS(NAS )ファイルシステムに基づいてストレージ機能を提供しています。ECS は、さまざまなシナリオでストレージ要件を満たすためにクラウドディスクとローカルディスクを提供します。
クラウドディスクは、ESSDシリーズディスク、標準 SSD、ウルトラディスクを含んでおり、システムディスクまたはデータディスクとして使用できます。詳細については、「ディスク」をご参照ください。
説明インスタンスと同時に作成されたクラウドディスクの課金方法は、インスタンスの課金方法と同じです。
ローカルディスクはデータディスクとしてのみ使用できます。インスタンスの仕様にローカルディスク (例:ローカル SSD 型、ビッグデータ型など) が搭載されている場合、そのページにローカルディスクの情報が表示されます。詳細については、「ローカルディスク」をご参照ください。
説明インスタンスにローカルディスクを手動でマウントすることはできません。
システムディスク
システムディスクは、オペレーティングシステムをインストールするために、使用されます。システムディスクのデフォルト容量は 40 GiB です。ただし、実際の最小容量は、イメージタイプによって異なります。両者の関係は以下の表で示しています。
イメージ | システムディスク容量 (GiB) |
Linux (FreeBSD と Red Hat を除く) | [max{20, イメージサイズ}, 2,048] |
FreeBSD | [max{30, イメージサイズ}, 2,048] |
Red Hat | [max{40, イメージサイズ}, 2,048] |
Windows | [max{40, イメージサイズ}, 2,048] |
(オプション) データディスク
データディスクは、アプリケーションデータを格納するために使用されます。データディスクを追加する際には、ディスクを暗号化することでデータセキュリティとコンプライアンスの要件を満たすことが可能です。データの暗号化については、「クラウドディスクの暗号化」をご参照ください。
1 つのインスタンスに接続できるデータディスクの数に制限があります。 詳細については、「制限」トピックの「ブロックストレージデバイス」セクションをご参照ください。
(オプション) スナップショット
スナップショットは、特定の時点におけるディスクのバックアップです。 スナップショットからディスクを作成することで、データをすばやくインポートできます。自動スナップショットポリシーを利用して定期的にディスクをバックアップすることで、誤ってデータを削除するなどのリスクを防ぐことができます。
既存のスナップショットポリシーを選択するか、[自動スナップショットポリシーの作成] をクリックして、[スナップショット] ページで自動スナップショットポリシーを作成します。詳細については、「自動スナップショットポリシーを作成する」をご参照ください。 自動スナップショットポリシーが作成された後、ECS インスタンスの購入ページに戻り、アイコンをクリックして、自動スナップショットポリシーの最新一覧を取得できます。
料金はスナップショットが作成されると、発生します。スナップショットの課金については、「スナップショット」をご参照ください。
(オプション) エラスティック一時ディスク
エラスティック一時ディスクは、一時的なデータストレージとして容量を自由にカスタマイズすることが可能なブロックストレージデバイスです。ECS インスタンスと一緒に作成することも、または個別で作成することもできます。 高性能で、コスト効率にも優れています。 詳細については、「 エラスティック一時ディスク 」をご参照ください。
(オプション) File Storage NAS
複数のインスタンス間で大量のデータを共有する場合、NASファイルシステムを使用することで、データのコピーと同期にかかるコストを削減できます。
既存の NAS を選択するか、[ファイルシステムの作成] をクリックして、File Storage NAS コンソールで NAS を作成します。 詳細については、「ファイルシステムの作成」文章の「NAS コンソールでの汎用 NAS の作成」部分をご参照ください。 NAS が作成された後、ECS インスタンスの購入ページに戻り、アイコンをクリックすると最新 NAS 一覧を取得できます。 NAS をインスタンスにマウントする方法については、「ECS インスタンス購入後、NAS をマウントする方法」をご参照ください。
帯域幅とセキュリティグループ
ネットワーク帯域幅とセキュリティグループを設定することで、インスタンスがインターネットやその他の Alibaba Cloud リソースと通信できるようになります。また、ネットワーク通信においてインスタンスのセキュリティも確保できます。
(オプション) パブリック IP アドレス
インスタンスがインターネットにアクセスできるようにするには、インスタンスにパブリック IP アドレスを割り当てる必要があります。ECS インスタンスの作成時に [帯域幅とセキュリティグループ] セクションで [インターネット IPv4 アドレスの割り当て] を選択すると、パブリック IP アドレスがインスタンスに自動的に割り当てられます。または、インスタンス作成後、EIP (Elastic IP アドレス) または NAT ゲートウェイを設定することで、インスタンスがインターネットにアクセスできるようになります。EIP または NAT ゲートウェイを別途購入する必要があります。詳細については、「EIPとは」 「NAT Gateway とは」をご参照ください。
[インターネット IPv4 アドレスの割り当て] を選択し、[帯域幅課金]、[帯域幅の値]または[ピーク帯域幅]を設定します。
帯域幅の課金については、「帯域幅の課金」をご参照ください。
帯域幅課金 | 説明 |
固定帯域幅課金 | 指定した帯域幅の値に基づいて課金されます。実際のアウトバウンド帯域幅は、指定した帯域幅値を超えることはありません。
|
トラフィック課金 | 実際のトラフィック量に基づいて課金されます。 トラフィックの急増による過大料金の発生を防止するために、アウトバウンドトラフィックの最大帯域幅を指定できます。
(オプション) [CDT 課金 にアップグレード] を選択します。CDT (クラウドデータ転送) 課金を利用することで、効率的で費用効果が高く、帯域幅費用を削減できます。これにより、柔軟な課金、無料のデータ転送クォータの提供、階段的価格設定、複数の Alibaba Cloud 製品に対する統合課金が可能になります。トラフィック課金方法とは異なり、CDT 課金では割引が提供されます。詳細については、「CDT とは」をご参照ください。 重要
|
セキュリティグループ
セキュリティグループは、セキュリティグループ内のインスタンスのインバウンドトラフィックとアウトバウンドトラフィックを制御するための仮想ファイアウォールです。 詳細については、「セキュリティグループ概要」をご参照ください。
選択した VPC にセキュリティグループが設定されていな場合、システムは自動的にデフォルトのセキュリティグループを作成します。デフォルトのセキュリティグループでは、セキュアシェル (SSH) ポート 22、リモートデスクトッププロトコル (RDP) ポート 3389、および インターネット制御メッセージプロトコル (ICMP) を介したインバウンドトラフィックが許可されます。 必要に応じて、他のポート (ポート 80 やポート 443 など) を介したインバウンドトラフィックを許可するために、ルール追加を行うことも可能です。または、セキュリティグループは作成後に、設定を変更することも可能です。
[既存のセキュリティグループ] を選択するか、[セキュリティグループの作成] タブをクリックすることで、業務ニーズに合わせたセキュリティグループを作成できます。セキュリティグループを作成する際には、[セキュリティグループ名]、[セキュリティグループタイプ]、および [IPv4 ポート / プロトコルの有効化] を設定する必要があります。
作成方法については、「セキュリティグループの作成」をご参照ください。
(オプション) Elastic Network Interface (ENI)
ENI には、プライマリ ENI とセカンダリ ENI が含まれています。プライマリ ENI はインスタンスからバインドを解除できず、インスタンスとともに ENI を作成またはリリースする必要があります。一方、セカンダリ ENI はインスタンスにバインドまたはアンバインドすることができるため、インスタンス間でトラフィックを切り替えることが可能です。インスタンスと共にセカンダリ ENI を作成するには、アイコンをクリックし、セカンダリ ENI が属する vSwitch を選択してください。
インスタンスを作成する際には、バインドできるセカンダリ ENI の数は 1 つのみです。または、インスタンスの作成後でも、セカンダリ ENI を作成してインスタンスにバインドすることも可能です。各インスタンスタイプにおいて、バインド可能な ENI の数については、「インスタンスファミリの概要」をご参照ください。
(オプション) IPv6
IPv6 を有効にすると、パブリック IPv4 アドレスの枯渇問題が解決され、さまざまなデバイスがインターネットにアクセスできるようになります。
[無料で IPv6 アドレスを割り当てる] を選択します。IPv6 アドレスを割り当てた後、インスタンスにログインし、オペレーティングシステムにおいて IPv6 アドレスを使用できるように設定する必要があります。詳細については、「IPv6 通信」をご参照ください。
管理
マネジメント設定にあたり、インスタンスへのリモート接続およびリソースの検索・管理を便利にするために、ログイン認証情報とタグの設定が必要です。
ログインクレデンシャル
ログイン認証情報は、ECS インスタンスに安全にログオンするために必要です。ECS インスタンスへのアクセス方法については、「ECS インスタンスへの接続方法」をご参照ください。
ログオン認証情報 | 説明 |
キーペア 説明 Linux インスタンスのみ、キーペアでログインできます。 | まず、インスタンスにログインするユーザー名を選択します。次に、既存のキーペアを選択するか、[キーペアの作成] をクリックしてキーペアを作成します。最後、キーペア作成が完了した後、ECS インスタンスの購入ページに戻り、 ログインユーザー名を root または ecs-user に設定できます。 警告 root ユーザーとして ECS インスタンスにログインする場合、そのインスタンスに対して最高の権限を持つことになります。 しかし、セキュリティ上のリスクが生じる可能性があります。 ecs-user ユーザーとして ECS インスタンスにログインすることを推奨します。 |
イメージに事前設定されたパスワード 説明 カスタムイメージと共有イメージのみがこの認証方法を利用できます。 | プリセットパスワードを使用してログイン認証を行うことができます。このオプションを利用するには、選択したイメージにパスワードが既に設定されていることが必要です。 |
カスタムパスワード | パスワードを入力、確認します。 ログイン用のユーザー名を設定します。
|
作成後に設定 | インスタンス作成完了後、キーペアをバインドするか、インスタンスのパスワードをリセットします。詳細については、「SSH キーペアのバインド」および「インスタンスのログオンパスワードをリセットする」をご参照ください。 |
(オプション) タグ
タグは、キーと値で構成されています。 作成したインスタンス、クラウドディスク、プライマリ ENI にタグを追加することで、リソースの検索と管理が容易になります。 既存のタグを選択するか、タグキーと値を指定して新しいタグも作成できます。詳細については、「タグ」をご参照ください。
(オプション) 詳細設定
詳細設定には、ホスト名、メタデータアクセスモード、およびカスタムデータが含まれます。こちらの設定により、インスタンスに対してコンソールおよび OS で表示される情報や使用方法をカスタマイズすることができます。
パラメーター | 説明 |
インスタンス名、説明、ホスト名、逐次サフィックス | 複数のインスタンスを作成する際に、順序のあるインスタンス名やホスト名を設定することで、名前を通じてインスタンスの総合情報などを把握しやすくなります。 詳細については、「複数インスタンスのシーケンシャル名またはホスト名の一括設定」をご参照ください。 |
インスタンス RAM ロール | ECS インスタンスは、RAM (Resource Access Management) ロールを通じて、そのロールの権限を取得できます。その結果、インスタンスは、一時的な STS(Security Token Service)を利用して、指定された Alibaba Cloud サービスに API リクエストを行ったり、指定された Alibaba Cloud リソースを管理することも可能となります。これにより、安全性が向上します。 既存のインスタンス RAM ロールを選択するか、[インスタンス RAM ロールの作成] をクリックして、RAM コンソールで新規作成します。インスタンス RAM ロール作成完了後、ECS インスタンス購入ページに戻り、 |
メタデータのアクセスモード | ECS インスタンスメタデータには、Alibaba Cloud におけるインスタンスに関する情報が含まれています。実行中のインスタンスのメタデータを確認できます。また、メタデータに基づいてインスタンスの設定や管理を行うこともできます。インスタンスメタデータの確認方法については、「インスタンスメタデータの取得」をご参照ください。 |
ユーザーデータ | ユーザーデータは、インスタンスの自動構成のため、ECS インスタンスの起動時にスクリプトとして実行されます。または、通常のデータとして ECS インスタンスに渡されることも可能です。詳細については、「インスタンスの初期化設定のカスタマイズ」をご参照ください。 入力ボックスに、準備したカスタムデータを入力します。カスタムデータが Base64 でエンコードされている場合は、[上記の入力は Base64 でエンコードされています] を選択してください。 |
リソースグループ | リソースグループを使用することで、ビジネスのニーズに応じて、リージョンと製品を横断してリソースを管理できます。また、リソースグループの権限も管理できます。詳細については、「セキュリティグループ」をご参照ください。 既存のリソースグループを選択するか、[リソースグループの作成] をクリックして、[Resource Management] コンソールで新しいリソースグループを作成します。リソースグループを作成した後、ECS インスタンスの購入ページに戻り、 |
デプロイセットデプロイメントセット | デプロイメントセットは高可用性戦略をサポートしています。デプロイメントセットに高可用性戦略を適用することで、デプロイメントセット内のすべてのインスタンスが異なる物理サーバーに分散され、ビジネスの高可用性が確保されるとともに、基盤のディザスタリカバリ能力も向上します。 既存のデプロイメントセットを選択するか、青字の[デプロイメントセット] をクリックして新しいデプロイメントセットを作成します。デプロイメントセットを作成した後、ECS インスタンスの購入ページに戻り、 |
専用ホスト | 専用ホストは、物理リソースが 1 つのテナントによって専用可能なクラウドホストです。専用ホストは、厳格なセキュリティコンプライアンス要件を満たしており、Alibaba Cloud への業務移行時に自分のライセンス (BYOL) を使用する (BYOL) ことが可能です。 既存の専用ホストを選択するか、[専用ホストの作成] をクリックして新しい専用ホストを作成します。専用ホストを作成した後、ECS インスタンスの購入ページに戻り、 |
プライベートプールタイプ | 弾性保証または容量予約を作成した後、システムは自動的にプライベートプールを生成し、特定の属性を持つ特定の数のインスタンスのリソースをリザーブします。弾性保証または容量予約の有効期間中に、インスタンスを作成したい場合、プライベートプールにリザーブされたリソースにアクセスすることができます。詳細については、「リソースアドバイザーの概要」をご参照ください。 説明 従量課金インスタンスのみが、弾性保証または容量予約によって確保されたリソースから作成されることが可能です。
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次のステップ
インスタンスに接続
ワークベンチ (Workbench) や、仮想ネットワークコンピューティング (VNC) 、サードパーティのクライアントなどから、インスタンスに接続できます。 詳細については、「ECS インスタンスへの接続方法」をご参照ください。
データディスクの初期化
インスタンスの作成時にデータディスクを追加した場合は、ディスクを使用する前にデータディスクをパーティション分割してフォーマットする必要があります。詳細については、「Linux インスタンスでデータディスクを初期化する」または「Windows インスタンスでデータディスクを初期化する」をご参照ください。
環境のデプロイメント、Webサイトの構築、アプリケーションの構築
インスタンスを作成した後、インスタンスにおいて、環境のデプロイメント、Web サイトの構築、およびアプリケーションの構築を行うことができます。詳細については、「ソフトウェア開発環境の構築」、「Web サイトの構築」、および「アプリケーションの構築」をご参照ください。