このトピックでは、PolarDB for PostgreSQLエラーを処理する方法について説明します。
接続例外
接続例外とは、アプリケーションまたはクライアントがデータベースに接続したときに発生するエラーのことです。 たとえば、接続を作成した後、エラーメッセージが返される場合があります。 これは、接続が存在しない、接続がタイムアウトする、またはクライアントがデータベースインスタンスに接続できないことを示します。 接続例外は、ネットワークが一時的に切断されたとき、またはデータベースサービスが再起動されたときによく発生します。 アプリケーションがデータベースに再接続できることを確認する必要があります。 これにより、これらのタイプの接続の例外を処理できます。 それでも接続を作成できない場合は、お問い合わせください。
データ例外
データ例外とは、無効な関数パラメーター、誤った配列インデックス、ゼロによる除算、無効なデータ型、無効なエスケープ文字など、次のエラーを指します。 詳細なエラー情報は、エラーコードと条件名に基づいて確認できます。 データ例外を処理するには、エラーコードとメッセージに基づいて例外が発生した正確なSQLステートメントを見つける必要があります。 次に、SQLステートメントを修正して、もう一度お試しください。
構文エラー
未定義の列、関数、テーブル、またはパラメーターを使用すると、SQL文で構文エラーが発生します。 これは、重複する列、データベース、関数、テーブル、またはエイリアスを作成するときにも発生します。 エラーメッセージには、例外が発生した正確なSQLステートメントとエラークラスが表示されます。 エラーメッセージに基づいて問題を修正できます。
リソースの不足
ほとんどの場合、リソース不足は、ディスク容量不足、メモリ不足 (OOM) 、接続数の多すぎる、または特定のリソースの過剰な使用が原因です。 これらの問題を解決するために、インスタンス仕様をアップグレードできます。 ただし、特定のシナリオに基づいて問題に対処する必要があります。 たとえば、アプリケーションが一度に作成する接続が多すぎる場合、接続の上限を超える可能性があります。 クエリが遅いか、計算リソース (CPUやメモリリソースなど) が不足すると、多数の保留中の接続が発生する可能性があります。 必要に応じて、接続数を減らすか、非効率的なSQL文を最適化することを推奨します。