データ変換タスクのルールを作成すると、Log Service によって変換タスクのダッシュボードが作成されます。 データ変換タスクのメトリックを表示し、ダッシュボードをサブスクライブし、メトリックのアラート通知を構成できます。
ダッシュボードを表示する
変換タスクのデータをダッシュボードに表示するには、次の手順を実行します。
全体的なメトリックス
次の図に全体的なメトリックスを示します。

- 読み取られたログの総数 : ソース Logstore のすべてのシャードから読み取られたログの総数。
- 配信されたログの総数 : ソース Logstore のすべてのシャードから読み取られ、ターゲット Logstore に配信されたログの総数。
- 失敗したログの総数 : ソース Logstore のすべてのシャードから読み取られ、変換に失敗したログの総数。
- ログ配信率 : ソース Logstore から読み取られたログとターゲット Logstore に配信されたログの比率。
変換速度
変換速度は、1 分間に変換されたログの数を示します。 変換速度の測定には、以下の 4 つのメトリックスが使用されます。

- 受け入れ : ソース Logstore から読み取られたログの数。
- ドロップ : ソース Logstore から読み取られ、指定された条件に従ってドロップされたログの数。
- 配信済 : ソース Logstore から読み取られ、ターゲット Logstore に配信されたログの数。
- 失敗 : ソース Logstore のすべてシャードから読み取られ、変換に失敗したログの数。
シャード消費の遅延および速度
これらの 2 つのメトリックスは、変換タスクがソース Logstore からデータを読み取るときの、1 分間の各シャードの消費遅延と速度を示します。

- シャード消費遅延 : シャード内のログが消費される時間と、シャード内で新しいログが生成される時間との間隔です。 これらの時点は、シャードデータがサーバーに到達したとき (サーバー受信時間) から始まります。
- シャードの消費速度 : 1 分間にシャードが 1 秒あたりに読み取るログの平均数です。
注 リアルタイムログが変換される際のシャード消費の遅延は約 1 秒です。 履歴ログが変換されると、シャード消費の遅延は最初は大きく、継続的なログの消費によりやがて低いレベルに減少します。
アクティブシャード
アクティブシャード領域は、指定された期間内の各シャードの 1 秒あたりの受け入れられた、ドロップされた、配信された、および失敗したログ行の数を示します。

例外の詳細
reason
フィールドからエラーの原因となるコードの問題を確認できます。
また、現在のプロジェクトの internal-etl-log
の Logstore にアクセスし、ERROR
または WARNING
キーワードを使用して完全なエラーログを表示することができます。