パフォーマンス テスト (PTS) のカスタムパラメータを指定できます。また、パラメータの受け渡し中にパラメータを再定義するために、カスタムパラメータを指定することもできます。パフォーマンス テストのカスタムパラメータは、グローバルパラメータとビジネスセッションパラメータで構成されます。このトピックでは、カスタムグローバルパラメータとビジネスセッションパラメータを指定する方法について説明します。
カスタムグローバルパラメータを指定する
指定されたカスタムグローバルパラメータは、シナリオのパフォーマンス テスト中に有効になります。カスタムグローバルパラメータを指定するには、次の手順を実行します。
手順
PTSコンソールにログインし、 を選択し、 をクリックします。PTS
パフォーマンステストシナリオを作成します。詳細については、「PTS ベースのパフォーマンステストシナリオを作成する」をご参照ください。
[PTSシナリオ] ページで、ページ下部の [パラメータ] をクリックします。

[カスタムパラメータ] タブで、[パラメータ名] と [パラメータロジック] を入力し、[確認] をクリックします。
重要[カスタムパラメータ] には、文字列とシステム関数のみを含めることができます。ファイルパラメータと出力パラメータは使用できません。
システム関数が [カスタムパラメータ] に含まれており、そのパラメータがビジネスセッション内の 2 つの API で使用されている場合、同じ仮想ユーザーのビジネスセッション (トランザクション) 内の両方の API の値は同じになります。
シナリオ
さまざまな環境でパフォーマンステストを実行する場合、テスト対象の API の定義は、API のドメイン名以外は同じままです。この場合、ドメイン名を domain 変数として指定できます。このようにして、API 情報で http://${domain} を使用できます。テスト環境を変更する場合、domain 変数を変更するだけで、すべての API ドメイン名を変更できます。これにより、パフォーマンステストの効率が向上します。
[カスタムパラメータ]カスタム パラメーター
domainを構成します。
API 構成で
http://${domain}を使用します。詳細については、次の図を参照してください。
カスタムビジネスセッションパラメータを指定する
[PTSシナリオ] ページで、カスタムビジネスセッションパラメータを指定することもできます。指定されたカスタムビジネスセッションパラメータは、命令が構成されているビジネスセッション全体で有効になります。詳細については、「カスタムパラメータ」をご参照ください。