x-oss-processフィールドを指定すると、同期モードで処理タスクを実行できます。 このモードでは、現在のタスクが完了するまで、アプリケーションは別のタスクの実行に進むことができません。 同期処理は、画像処理や文書処理など、効率的に結果を返すタスクに適しています。
同期処理をサポートする操作
次の表に示す操作名のアスタリスク (*) を実際のデータ処理パラメーターに置き換える必要があります。 たとえば、x-oss-process=image/resizeを指定して画像のサイズを変更できます。
特徴 | 操作 | 関連ドキュメント | 方法 |
画像処理 | x-oss-process=image/* |
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ドキュメント処理 | x-oss-process=doc/* |
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メディア処理 |
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画像インテリジェンス (ブラインド透かしのデコードを除く) | x-oss-process=image/* |
よくある質問
同期モードで複数の操作を同時に実行できますか。
画像処理タスクなど、匿名アクセスが許可されている同期処理タスクを実行する場合、URLに複数の処理パラメーターを追加して同時に操作できます。
次のURLを使用して、画像のサイズを変更し、透かしを追加できます。
https://examplebucket.oss-cn-hangzhou.aliyuncs.com/example.jpg?x-oss-process=image/resize,w_300,h_300/watermark,image_cGFuZGEucG5n,t_90ドキュメント処理タスクなど、匿名アクセスが許可されていない同期処理タスクを実行する場合、Object Storage Service (OSS) SDKを使用して複数の処理パラメーターを追加し、同時に操作を実行できます。
次のコードは、パラメーターを追加し、OSS SDK for Javaを使用して、ドキュメントの形式を変換し、スナップショットを取得する方法の例を示しています。
getObjectRequest.setProcess("doc/convert,target_jpg,source_docx/snapshot,target_jpg,source_docx,page_2");
関連ドキュメント
処理済みファイルをOSSに保存する方法の詳細については、「名前を付けて保存」をご参照ください。