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:バケットのリージョンの照会

最終更新日:Feb 23, 2024

バケットは、オブジェクトをOSS (Object Storage Service) に格納するために使用されるコンテナーです。 すべてのオブジェクトは、バケットに保存されます。 このトピックでは、バケットのリージョンをクエリする方法について説明します。

使用上の注意

  • このトピックでは、中国 (杭州) リージョンのパブリックエンドポイントを使用します。 OSSと同じリージョンにある他のAlibaba CloudサービスからOSSにアクセスする場合は、内部エンドポイントを使用します。 OSSリージョンとエンドポイントの詳細については、「リージョンとエンドポイント」をご参照ください。

  • このトピックでは、OSSエンドポイントを使用してOSSClientインスタンスを作成します。 カスタムドメイン名またはSecurity Token Service (STS) を使用してOSSClientを作成する場合は、「OSSClientインスタンスの作成」をご参照ください。

  • バケットのリージョンをクエリするには、oss:GetBucketLocation権限が必要です。 詳細については、「RAMユーザーへのカスタムポリシーのアタッチ」をご参照ください。

サンプルコード

次のサンプルコードは、バケットのリージョンまたは場所を照会する方法を示しています。

#include <alibabacloud/oss/OssClient.h>
名前空間listaCloud::OSSを使用します。int main(void)
{
    /* OSSへのアクセスに使用されるアカウントに関する情報を初期化します。 */
    
    /* OSSでサポートされているリージョンのエンドポイントを指定します。 例: https://oss-cn-hangzhou.aliyuncs.com。 */
    std::string Endpoint = "yourEndpoint";
    /* バケット名を指定します。 */
    std::string BucketName = "yourBucketName";

    /* ネットワークリソースなどのリソースを初期化します。 */
    InitializeSdk();

    ClientConfiguration conf;
    /* 環境変数からアクセス資格情報を取得します。 サンプルコードを実行する前に、OSS_ACCESS_KEY_IDおよびOSS_ACCESS_KEY_SECRET環境変数が設定されていることを確認してください。 */
    auto credentialsProvider = std::make_shared<EnvironmentVariableCredentialsProvider>();
    OssClientクライアント (Endpoint, credentialsProvider, conf);

    /* バケットのリージョンを照会します。 */
    GetBucketLocationRequestリクエスト (BucketName);
    auto outcome = client.GetBucketLocation (リクエスト);

    if (outcome.isSuccess()) {    
        std::cout << "getBucketLocation success, location: " << outcome.result().Location() <<< std::endl;
    }
    else {
        /* 例外を処理します。 */
        std::cout << "getBucketLocation fail" <<
        ",code:" << outcome.error().Code() <<
        ",message:" << outcome.error().Message() <<
        ",requestId:" << outcome.error().RequestId() << std::endl;
        ShutdownSdk();
        return -1;
    }

    /* ネットワークリソースなどのリソースを解放します。 */
    ShutdownSdk();
    0を返します。} 

参考資料

  • バケットのリージョンのクエリに使用される完全なサンプルコードについては、GitHubをご覧ください。

  • バケットのリージョンを照会するために呼び出すAPI操作の詳細については、「GetBucketLocation」をご参照ください。