進捗バーを使用すると、アップロードまたはダウンロード中のオブジェクトの進捗状況を表示できます。 このトピックでは GetObject 操作を例に、ダウンロード中のオブジェクトの進捗バーを表示する方法を説明します。
注意事項
このトピックのサンプルコードを実行する前に、カスタムドメイン名や Security Token Service (STS) などを使用して OSSClient インスタンスを作成する必要があります。 詳細については、「初期化」をご参照ください。
説明バケットのリージョンは、初期化時に指定されたエンドポイントのリージョンによって決まります。
ファイルをダウンロードするには、
ossGetObject権限が必要です。 詳細については、「RAM ユーザーへのカスタムアクセスポリシーの付与」をご参照ください。
例
次のサンプルコードは、`examplebucket` という名前のバケットから `exampleobject.txt` という名前のオブジェクトをダウンロードする際の進捗状況を表示する方法の例です。
OSSGetObjectRequest * request = [OSSGetObjectRequest new];
// バケット名を指定します。 例:examplebucket
request.bucketName = @"examplebucket";
// オブジェクトの完全なパスを指定します。 完全なパスにバケット名を含めないでください。 例:exampledir/exampleobject.txt
request.objectKey = @"exampledir/exampleobject.txt";
// 進捗コールバック関数を設定して、進捗バーを表示します。
request.downloadProgress = ^(int64_t bytesWritten, int64_t totalBytesWritten, int64_t totalBytesExpectedToWrite) {
// ダウンロード中のバイト数、ダウンロード済みのバイト数、ダウンロードしたい合計バイト数を指定します。
NSLog(@"%lld, %lld, %lld", bytesWritten, totalBytesWritten, totalBytesExpectedToWrite);
};
OSSTask * getTask = [client getObject:request];
[getTask continueWithBlock:^id(OSSTask *task) {
if (!task.error) {
NSLog(@"download object success!");
} else {
NSLog(@"download object failed, error: %@" ,task.error);
}
return nil;
}];
// 同期ブロッキングを実装して、タスクが完了するのを待ちます。
// [putTask waitUntilFinished]; 関連ドキュメント
OSSClient インスタンスを初期化する方法の詳細については、「初期化」をご参照ください。