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Object Storage Service:ファイルが存在するかどうかを判断する (C# SDK V2)

最終更新日:Nov 09, 2025

このトピックでは、OSS C# SDK を使用してファイルが存在するかどうかを判断する方法について説明します。

前提条件

  • このトピックのサンプルコードでは、中国 (杭州) リージョン (cn-hangzhou) を例として使用します。デフォルトでは、パブリックエンドポイントが使用されます。同じリージョン内の他の Alibaba Cloud サービスから OSS にアクセスする場合は、内部エンドポイントを使用します。OSS リージョンとエンドポイント間のマッピングの詳細については、「OSS リージョンとエンドポイント」をご参照ください。

  • このトピックの例では、環境変数を使用してアクセス資格情報を読み取ります。アクセス資格情報の設定方法の詳細については、「.NET 2.0 のアクセス資格情報を設定する」をご参照ください。

  • ファイルをローカルにダウンロードするには、oss:GetObject 権限が必要です。詳細については、「RAM ユーザーにカスタムアクセスポリシーを付与する」をご参照ください。

サンプルコード

次のコードを使用して、ファイルが存在するかどうかを判断できます。

using OSS = AlibabaCloud.OSS.V2;  // Alibaba Cloud OSS SDK のエイリアスを作成して、後続の使用を簡素化します。

var region = "cn-hangzhou";  // 必須。バケットが配置されているリージョン。たとえば、バケットが中国 (杭州) リージョンにある場合は、Region を cn-hangzhou に設定します。
var endpoint = null as string;  // オプション。OSS へのアクセスに使用されるエンドポイント。たとえば、バケットが中国 (杭州) リージョンにある場合は、Endpoint を https://oss-cn-hangzhou.aliyuncs.com に設定します。
var bucket = "your bucket name";  // 必須。宛先バケットの名前。
var key = "your object name";  // 必須。宛先オブジェクトの名前。フォーマットは folder/objectName です。

// OSS SDK のデフォルト設定をロードします。これらの設定は、環境変数から AccessKey などの資格情報を自動的に読み取ります。
var cfg = OSS.Configuration.LoadDefault();
// 環境変数を使用して ID 検証用の資格情報を取得することを明示的に指定します。フォーマットは OSS_ACCESS_KEY_ID と OSS_ACCESS_KEY_SECRET です。
cfg.CredentialsProvider = new OSS.Credentials.EnvironmentVariableCredentialsProvider();
// 設定でバケットのリージョンを設定します。
cfg.Region = region;   
// エンドポイントが指定されている場合、デフォルトのエンドポイントを上書きします。
if(endpoint != null)
{
    cfg.Endpoint = endpoint;
} 

// 設定情報に基づいて OSS クライアントインスタンスを作成します。
using var client = new OSS.Client(cfg); 

// IsObjectExistAsync メソッドを呼び出して、宛先オブジェクトが存在するかどうかを判断します。
var result = await client.IsObjectExistAsync(bucket, key);

// 操作が完了したことを示すメッセージを出力します。
Console.WriteLine("IsObjectExist done");
// チェック結果を出力します。true はオブジェクトが存在することを示し、false はオブジェクトが存在しないことを示します。
Console.WriteLine($"result: {result}");

参照

完全なサンプルコードについては、「IsObjectExist.cs」をご参照ください。