このトピックでは、C# SDK V2 を使用してオブジェクトタグを削除する方法について説明します。
前提条件
このトピックのサンプルコードでは、中国 (杭州) リージョン (
cn-hangzhou) を例として使用します。 デフォルトでは、パブリックエンドポイントが使用されます。 同じリージョン内の別の Alibaba Cloud サービスから OSS にアクセスする場合は、内部エンドポイントを使用します。 OSS がサポートするリージョンとエンドポイントの詳細については、「リージョンとエンドポイント」をご参照ください。オブジェクトタグは、オブジェクトの管理に使用されるキーと値のペアです。 オブジェクトタグ付けの詳細については、開発ガイドの「オブジェクトタグ付け」をご参照ください。
オブジェクトタグの削除方法の詳細については、「DeleteObjectTagging」をご参照ください。
オブジェクトタグを削除するには、
oss:DeleteObjectTagging権限が必要です。 詳細については、「RAM ユーザーへのカスタムアクセスポリシーの付与」をご参照ください。
サンプルコード
次のコードを使用して、バケット内の指定されたオブジェクトのタグを削除できます。
using OSS = AlibabaCloud.OSS.V2; // Alibaba Cloud OSS SDK のエイリアスを作成して、後続の使用を簡素化します。
var region = "cn-hangzhou"; // 必須。 バケットが配置されているリージョンを指定します。 たとえば、バケットが中国 (杭州) リージョンにある場合、リージョンを cn-hangzhou に設定します。
var endpoint = null as string; // オプション。 OSS サービスのエンドポイントを指定します。 たとえば、バケットが中国 (杭州) リージョンにある場合、エンドポイントを https://oss-cn-hangzhou.aliyuncs.com に設定します。
var bucket = "your bucket name"; // 必須。 バケット名。
var key = "your object key"; // 必須。 宛先オブジェクトの名前。
// OSS SDK のデフォルト設定を読み込みます。 設定は、環境変数から認証情報 (AccessKey など) を自動的に読み取ります。
var cfg = OSS.Configuration.LoadDefault();
// 環境変数を使用して ID 検証用の認証情報を取得することを明示的に設定します (フォーマット: OSS_ACCESS_KEY_ID, OSS_ACCESS_KEY_SECRET)。
cfg.CredentialsProvider = new OSS.Credentials.EnvironmentVariableCredentialsProvider();
// 設定にバケットのリージョンを設定します。
cfg.Region = region;
// エンドポイントが指定されている場合、デフォルトのエンドポイントを上書きします。
if(endpoint != null)
{
cfg.Endpoint = endpoint;
}
// 設定情報を使用して OSS クライアントインスタンスを作成します。
using var client = new OSS.Client(cfg);
// DeleteObjectTaggingAsync メソッドを呼び出して、宛先オブジェクトのタグを削除します。
var result = await client.DeleteObjectTaggingAsync(new()
{
Bucket = bucket,
Key = key
});
// 結果情報を出力します。
Console.WriteLine("DeleteObjectTagging done"); // 操作が完了したことを示します。
Console.WriteLine($"StatusCode: {result.StatusCode}"); // HTTP ステータスコード。
Console.WriteLine($"RequestId: {result.RequestId}"); // Alibaba Cloud でのトラブルシューティングに使用されるリクエスト ID。
Console.WriteLine("Response Headers:"); // 応答ヘッダー情報。
result.Headers.ToList().ForEach(x => Console.WriteLine(x.Key + " : " + x.Value)); // すべての応答ヘッダーを走査して出力します。リファレンス
オブジェクトタグを削除するための完全なサンプルコードについては、「DeleteObjectTagging.cs」をご参照ください。