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Object Storage Service:オブジェクトタグの削除

最終更新日:Dec 29, 2023

要件に基づいて、オブジェクトの不要なタグを削除できます。 タグを削除するオブジェクトを格納するバケットのバージョン管理が有効になっている場合、object Storage Service (OSS) はデフォルトでオブジェクトの現在のバージョンのタグを削除します。 指定したバージョンのオブジェクトのタグを削除するには、オブジェクトのバージョンIDを指定する必要があります。

使用上の注意

  • このトピックでは、中国 (杭州) リージョンのパブリックエンドポイントを使用します。 OSSと同じリージョンにある他のAlibaba Cloudサービスを使用してOSSにアクセスする場合は、内部エンドポイントを使用します。 OSSでサポートされているリージョンとエンドポイントの詳細については、「リージョンとエンドポイント」をご参照ください。

  • このトピックでは、OSSエンドポイントを使用してOSSClientインスタンスを作成します。 カスタムドメイン名またはSTS (Security Token Service) を使用してOSSClientインスタンスを作成する場合は、「初期化」をご参照ください。

  • オブジェクトのタグを削除するには、oss:DeleteObjectTagging権限が必要です。 詳細については、「RAMユーザーへのカスタムポリシーのアタッチ」をご参照ください。

オブジェクトのタグを削除する

タグを削除するオブジェクトを格納するバケットのバージョン管理が有効になっていない場合は、要件に基づいてオブジェクトのタグを削除できます。 タグを削除するオブジェクトを格納するバケットのバージョン管理が有効になっている場合、OSSはデフォルトでオブジェクトの現在のバージョンのタグを削除します。

次のコードは、examplebucketバケットのexampledirディレクトリにあるexampleobject.txtオブジェクトのタグを削除する方法の例を示しています。

# -*-コーディング: utf-8 -*-

oss2のインポート
oss2.modelsからインポートタグ付け、TaggingRule
oss2.credentialsからEnvironmentVariableCredentialsProviderをインポート

# 環境変数からアクセス資格情報を取得します。 サンプルコードを実行する前に、OSS_ACCESS_KEY_IDおよびOSS_ACCESS_KEY_SECRET環境変数が設定されていることを確認してください。 
auth = oss2.ProviderAuth(EnvironmentVariableCredentialsProvider())
# バケットが配置されているリージョンのエンドポイントを指定します。 たとえば、バケットが中国 (杭州) リージョンにある場合、エンドポイントをhttps://oss-cn-hangzhou.aliyuncs.comに設定します。 
# バケットの名前を指定します。 
bucket = oss2.Bucket(auth, 'https:// oss-cn-hangzhou.aliyuncs.com ', 'examplebucket')
# オブジェクトのフルパスを指定します。 バケット名をフルパスに含めないでください。 例: exampledir/exampleobject.txt。 
object_name = 'exampledir/exampleobject.txt'

# オブジェクトのタグを削除します。 
result = bucket.de lete_object_tagging(object_name)
print('http response status: ', result.status) 

オブジェクトの特定のバージョンのタグを削除する

タグを削除するオブジェクトを格納するバケットのバージョン管理が有効になっている場合、オブジェクトのバージョンIDを指定することで、指定したバージョンのオブジェクトのタグを削除できます。

次のコードは、examplebucketバケットのexampledirディレクトリにあるexampleobject.txtオブジェクトの指定されたバージョンのタグを削除する方法の例を示しています。

説明

バージョンIDの取得方法の詳細については、「オブジェクトのリスト」をご参照ください。

# -*-コーディング: utf-8 -*-

oss2のインポート
oss2.modelsからインポートタグ付け
oss2.credentialsからEnvironmentVariableCredentialsProviderをインポート

# 環境変数からアクセス資格情報を取得します。 サンプルコードを実行する前に、OSS_ACCESS_KEY_IDおよびOSS_ACCESS_KEY_SECRET環境変数が設定されていることを確認してください。 
auth = oss2.ProviderAuth(EnvironmentVariableCredentialsProvider())
# バケットが配置されているリージョンのエンドポイントを指定します。 たとえば、バケットが中国 (杭州) リージョンにある場合、エンドポイントをhttps://oss-cn-hangzhou.aliyuncs.comに設定します。 
# バケットの名前を指定します。 
bucket = oss2.Bucket(auth, 'https:// oss-cn-hangzhou.aliyuncs.com ', 'examplebucket')
# オブジェクトのフルパスを指定します。 バケット名をフルパスに含めないでください。 例: exampledir/exampleobject.txt。 
object_name = 'exampledir/exampleobject.txt'
# オブジェクトのバージョンIDを指定します。 
version_id = 'CAEQMxiBgICAof2D0BYiIDJhMGE3N2M1YTI1NDQzOGY5NTkyNTI3MGYyMzJm ****'

params = dict()
params['versionId'] = version_id
bucket.de lete_object_tagging(object_name, params=params) 

参考資料

  • オブジェクトのタグを削除するために使用される完全なサンプルコードについては、GitHubをご覧ください。

  • オブジェクトのタグを削除するために呼び出すAPI操作の詳細については、「DeleteObjectTagging」をご参照ください。