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Object Storage Service:バケットの削除

最終更新日:May 06, 2025

Object Storage Service(OSS)バケットが不要になった場合は、バケットを削除して不要な課金を防ぐことができます。

警告
  • バケットが削除されると、その名前は他のユーザーが使用できるようになります。名前を引き続き使用したい場合は、バケットを削除する代わりに空にすることをお勧めします。

  • 削除されたバケットは復元できません。バケットを削除する前に、バケット内のデータが不要になったことを確認してください。バケット内のデータを引き続き使用する場合は、事前にバックアップを実行してください。詳細については、「バケットのバックアップ」をご参照ください。

使用上の注意

  • このトピックでは、中国 (杭州) リージョンのパブリックエンドポイントが使用されています。OSS と同じリージョン内の他の Alibaba Cloud サービスから OSS にアクセスする場合は、内部エンドポイントを使用してください。OSS のリージョンとエンドポイントの詳細については、「リージョンとエンドポイント」をご参照ください。

  • このトピックでは、OSS エンドポイントを使用して OSSClient インスタンスが作成されます。カスタムドメイン名または Security Token Service (STS) を使用して OSSClient インスタンスを作成する場合は、「初期化」をご参照ください。

権限

デフォルトでは、Alibaba Cloud アカウントにはすべての権限があります。Alibaba Cloud アカウントの RAM ユーザーまたは RAM ロールには、デフォルトでは権限がありません。Alibaba Cloud アカウントまたはアカウント管理者は、RAM ポリシーまたはバケットポリシーを通じて操作権限を付与する必要があります。

API

アクション

説明

DeleteBucket

oss:DeleteBucket

バケットを削除します。

バケットを削除する前にクリーンアップする必要があるリソース

バケットを削除する前に、格納されているすべてのリソースをクリーンアップする必要があります。ほとんどの場合、オブジェクトのみがバケット内に格納されます。ただし、少数のユーザーは、高度な機能に関連付けられた設定項目も削除する必要があります。 OSS コンソールを使用することをお勧めします。これは、バケットを削除する前にクリーンアップするリソースの自動検出をサポートしているためです。

  • バケット内に保存されているすべてのオブジェクト を削除する(ほとんどのユーザーに該当します)

    バケットに少数のオブジェクトが含まれている場合は、手動で削除することをお勧めします。多数のオブジェクトを削除するには、ライフサイクルルールを設定してオブジェクトを削除することをお勧めします。さらに、バケットでバージョン管理が有効になっている場合は、オブジェクトの現在のバージョンと履歴バージョンの両方をクリーンアップする必要があります。

  • 追加の設定項目 (高度な機能のユーザーに適用されます)

サンプルコード

次のサンプルコードは、examplebucket という名前のバケットを削除する方法を示しています。

using System;
using Aliyun.OSS;
using Aliyun.OSS.Common;


namespace Samples
{
    public class Program
    {
        public static void Main(string[] args)
        {
            // バケットが配置されているリージョンのエンドポイントを指定します。たとえば、バケットが中国 (杭州) リージョンにある場合は、エンドポイントを https://oss-cn-hangzhou.aliyuncs.com に設定します。
            var endpoint = "https://oss-cn-hangzhou.aliyuncs.com";
            // 環境変数からアクセス認証情報を取得します。サンプルコードを実行する前に、OSS_ACCESS_KEY_ID および OSS_ACCESS_KEY_SECRET 環境変数が設定されていることを確認してください。
            var accessKeyId = Environment.GetEnvironmentVariable("OSS_ACCESS_KEY_ID");
            var accessKeySecret = Environment.GetEnvironmentVariable("OSS_ACCESS_KEY_SECRET");
            // バケットの名前を指定します。例: examplebucket。
            var bucketName = "examplebucket314";
            // バケットが配置されているリージョンを指定します。たとえば、バケットが中国 (杭州) リージョンにある場合は、リージョンを cn-hangzhou に設定します。
            const string region = "cn-hangzhou";
            // ClientConfiguration インスタンスを作成し、必要に応じてパラメータを変更します。
            var conf = new ClientConfiguration();
            // 署名アルゴリズム V4 を使用します。
            conf.SignatureVersion = SignatureVersion.V4;
            
            // OSSClient インスタンスを作成します。
            var client = new OssClient(endpoint, accessKeyId, accessKeySecret, conf);
            client.SetRegion(region);
            
            try
            {
                client.DeleteBucket(bucketName);

                Console.WriteLine("Delete bucket succeeded"); // バケットの削除に成功しました
            }
            catch (Exception ex)
            {
                Console.WriteLine("Delete bucket failed. {0}", ex.Message); // バケットの削除に失敗しました。
            }
        }
    }
}

関連情報

  • バケットの削除に使用される完全なサンプルコードについては、GitHub をご覧ください。

  • バケットの削除のために呼び出すことができる API 操作の詳細については、「DeleteBucket」をご参照ください。