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CloudOps Orchestration Service:テンプレート実行の暗号化パラメーターの使用

最終更新日:Jan 17, 2025

CloudOps Orchestration Service (OOS) のパラメーターウェアハウスの暗号化パラメーター機能を使用して、パスワードやキーなどの機密データを保存できます。このようにして、このようなデータはプレーンテキストで表示されなくなり、保存されたデータも直接使用できます。このトピックでは、OOS のテンプレートで暗号化パラメーターを使用する方法について説明します。

手順

  1. OOS コンソールにログインします。

  2. 左側のナビゲーションウィンドウで、パラメータストア暗号化パラメータを作成する暗号化パラメーターimage をクリックします。 タブで、暗号化パラメーターを作成します。詳細については、「」トピックの[暗号化パラメーターの作成] セクションをご参照ください。この例では、次の図に示すように、InstancePassword という名前の暗号化パラメーターが作成されます。

  3. 暗号化パラメーターを作成した後、テンプレートを作成するか、既存のカスタムテンプレートまたはパブリックテンプレートを選択します。この例では、次のサンプルコードを使用して、インスタンスのパスワードを変更するために使用されるテンプレートが作成されます。

    FormatVersion: OOS-2019-06-01
    Description: Bulky modify the password of an ECS instance.
    Parameters:
      regionId:
        Type: String
        Description: The id of region.
        AssociationProperty: RegionId
        Default: '{{ ACS::RegionId }}'
      targets:
        Type: Json
        AssociationProperty: Targets
        AssociationPropertyMetadata:
          ResourceType: 'ALIYUN::ECS::Instance'
          RegionId: regionId
      instancePassword:
        Description: The password of the ECS instance.
        Type: String
      rateControl:
        Description: Concurrency ratio of task execution.
        Type: Json
        AssociationProperty: RateControl
        Default:
          Mode: Concurrency
          MaxErrors: 0
          Concurrency: 10
      OOSAssumeRole:
        Description: The RAM role to be assumed by OOS.
        Type: String
        Default: OOSServiceRole
    RamRole: '{{ OOSAssumeRole }}'
    Tasks:
      - Name: getInstance
        Description: Views the ECS instances.
        Action: 'ACS::SelectTargets'
        Properties:
          ResourceType: 'ALIYUN::ECS::Instance'
          RegionId: '{{ regionId }}'
          Filters:
            - '{{ targets }}'
        Outputs:
          instanceIds:
            Type: List
            ValueSelector: 'Instances.Instance[].InstanceId'
      - Name: resetPassword
        Action: 'ACS::ECS::ResetPassword'
        Description: Modify the password of an ECS instance.
        Properties:
          regionId: '{{ regionId }}'
          instanceId: '{{ ACS::TaskLoopItem }}'
          password: '{{ instancePassword }}'
        Loop:
          RateControl: '{{ rateControl }}'
          Items: '{{ getInstance.instanceIds }}'
        Outputs:
          instanceId:
            Type: String
            ValueSelector: instanceId
  4. テンプレートを作成した後、[カスタムテンプレート] ページでテンプレートを見つけ、[アクション] 列の [実行の作成] をクリックします。[タスクの作成] ウィザードの 実行の作成次の手順: パラメーター設定 ステップで、 をクリックします。

  5. [パラメーター設定] ステップで、instancePassword フィールドに値を入力します。また、instancePassword フィールドの横にある パラメーターを選択 アイコンをクリックして、パラメーターウェアハウスからパラメーターを選択することもできます。たとえば、ステップ 2 で作成した暗号化パラメーターなどです。次の図を参照してください。

    instance-secret-password-02

  6. [パラメーターの選択] アイコンをクリックすると、[パラメーターの選択] ダイアログ ボックスが表示されます。 [パラメーターの選択] ダイアログ ボックスで、[パラメーター タイプ] パラメーターを [暗号化パラメーター] に設定し、作成した暗号化パラメーターを検索して選択し、[OK] をクリックします。

    instance-secret-password-03

  7. 必要なすべてのパラメーターを設定した後、次のステップ: OK をクリックします。

    instance-secret-password-04

  8. [OK] ステップで、パラメーター設定を確認し、[作成] をクリックします。

    instance-secret-password-05

  9. [タスク実行管理] ページで、作成した実行を見つけ、[アクション] 列の [詳細] をクリックします。[実行ステップと結果] セクションで、[入力] ステップをクリックし、暗号化パラメーターを使用する instancePassword パラメーターを見つけます。 instancePassword パラメーターの値はプレーンテキストでは表示されません。secret-instance-password-09

  10. [実行ステップと結果] セクションで、[ログ] タブをクリックします。暗号化パラメーターの呼び出しのログを見つけ、元のリクエストを表示します。ログでは、呼び出された暗号化パラメーターも暗号化されています。これは、暗号化パラメーターを使用して、パスワードなどの機密データを暗号化できることを示しています。instance-secret-password-08

  11. テンプレートが実行された後、パスワードが変更されたインスタンスを見つけ、暗号化パラメーターにプリセットされているパスワードを使用して、インスタンスにログインします。インスタンスにログインできることを確認します。

    instance-secret-password-07