クラウドアシスタンスコマンドを使って、ECS インスタンスのルーティンタスクを実行できます。たとえば、自動メンテナンススクリプト、ポーリング処理、ユーザーパスワードの再設定、ソフトウェアのインストールと削除、アプリケーションの更新、修正プログラムのインストールなどです。 コマンドのタイプは Windows の場合は PowerShell、バッチファイル(bat)、Liinux の場合は Shellです。
制限
- 各 Alibaba Cloud リージョンでサポートできるクラウドアシスタントコマンドは100までです。
- Base64 で エンコードされたスクリプトは 最大16KB です。
コマンドの作成
ECS コンソールにコマンドを作成するには、以下の手順に従います。
- ログインします。
- 左側のナビゲーションウィンドウで、[Cloud Assistant] を選択します。
- ターゲットリージョンを選択します。
- [コマンドを作成] をクリックし、以下の操作を行います。
- [コマンド名] を入力する。たとえば、「HelloECS」。
- [コマンドの説明] を入力する。例えば「UserGuide」。
アイコンをクリックし、ドロップダウンリストからコマンドタイプを選択します。 Windows インスタンスの場合、Bat か PowerShell を選びます。 Linux インスタンスの場合、Shell を選びます。
- 次のように、コマンド内容を入力するか貼り付けます
echo hello ECS! echo root:NewPasswd9! | chpasswd echo Remmember your password!
- コマンドの [実行パス] を決めます。 Bat と PowerShell コマンドでは、デフォルトでクラウドアシスタントクライアントが保存されているディレクトリに設定されます。たとえば、
C:\ProgramData\aliyun\assist\$(version)
。 さらにシェルコマンドはデフォルトで直接/root
ディレクトリに設定されます。 - コマンドの最大タイムアウト時間 (秒) を設定します。 デフォルト値は 3,600 です。 コマンドがタイムアウトになると、コマンド処理は強制的に終了します。
- コマンドの詳細を確認し、[作成] をクリックします。
ESC API [CreateCommand] を使ってクラウドアシスタントコマンドを作成することもできます。