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Edge Security Acceleration:リアルタイムログ

最終更新日:Nov 28, 2025

リアルタイムログは、コンソール上で 関数とページ のログをリアルタイムで表示できる、軽量で使いやすいログサービスです。リアルタイムログのデータを使用して、関数の実行状況を把握し、必要に応じて 関数とページ を調整できます。

制限事項

  • 関数とページ は、一度に 1 つのアクティブな監視ウィンドウしか持つことができません。1 回の監視セッションは最大 60 分間です。

  • リアルタイムログは最大 40 件のレコードを保存できます。レコードは逆時系列順にソートされ、最も新しいレコードが最も古いレコードを上書きします。

監視の開始

  1. ESA コンソールにログインします。左側のナビゲーションウィンドウで、エッジコンピューティング > Functions and Pagesを選択します。

  2. エッジルーチン ページで、対象の関数の名前をクリックするか、関数の 操作 列にある 詳細 をクリックします。

  3. [ログ] > インスタントログ > 監視を開始 を選択して、ログの収集を開始します。

    • image をクリックすると、ログレコードの詳細なログフィールドを表示できます。

    • 右上隅の image をクリックすると、データを JSON フォーマットでダウンロードできます。

    • 監視中に別の機能ページに切り替えると、セッションは中止され、履歴はクリアされます。もう一度 [監視の開始] をクリックすると、リアルタイムログを再開できます。

監視の停止

  1. ESA コンソールにログインします。左側のナビゲーションウィンドウで、エッジコンピューティング > Functions and Pagesを選択します。

  2. エッジルーチン ページで、対象の関数の名前をクリックするか、関数の 操作 列にある 詳細 をクリックします。

  3. [ログ] > インスタントログを選択します。監視を停止 ボタン、image、または image をクリックして、監視セッションとログ収集を停止できます。

    説明

    監視履歴はフロントエンドインターフェイスに保存されます。もう一度 監視を開始 をクリックすると、新しいレコードが既存の履歴に追加されます。

リアルタイムログのフィールド説明

フィールド名

データ型

説明

ClientRequestID

string

メインのクライアントリクエストの一意の識別子。

LogTimestamp

Timestamp ISO8601

ログが生成されたときのタイムスタンプ。例:2024-01-01T00:00:00+08:00

SubRequestID

string

サブリクエストの一意の識別子。

SubRequestStatus

int

サブリクエストの状態情報。

SubRequest2xxCount

int

状態コードが 2xx のサブリクエストの数。

SubRequest3xxCount

int

状態コードが 3xx のサブリクエストの数。

SubRequest4xxCount

int

状態コードが 4xx のサブリクエストの数。

SubRequest5xxCount

int

状態コードが 5xx のサブリクエストの数。

SubRequestOtherCount

int

その他の状態コードを持つサブリクエストの数。

CodeVersion

string

コードのバージョン番号。

ConsoleLog

string

JavaScript (JS) コードで console.alert() を呼び出して出力されたカスタムログ。

CPUTime

int

リクエスト全体で消費された CPU 時間 (マイクロ秒単位)。

DurationTime

int

EdgeRoutine (ER) でのリクエストの実際の実行時間。サブリクエストの待機時間と I/O 時間を含みます。単位:ミリ秒。

ErrorCode

int

コード実行のエラーコード。値が 0 の場合はエラーがないことを示します。

ErrorMessage

string

ErrorCode に対応するエラーの説明。

EventType

string

関数をトリガーしたイベントのタイプ。現在、HTTP のみがサポートされています。

ResponseSize

int

応答の合計サイズ (バイト単位)。

ResponseStatus

int

応答の状態コード。

RoutineName

string

関数名。

RoutineSpec

string

EdgeRoutine の仕様。

ClientASN

string

クライアントの IP アドレスから解決された 自律システム番号 (ASN) 情報。

ClientIP

string

クライアントの IP アドレス。

ClientISP

string

クライアントの IP アドレスから解決されたインターネットサービスプロバイダー (ISP) 情報。

ClientProxyIP

string

クライアントのプロキシ IP アドレス。

ClientRegionCode

string

クライアントの IP アドレスから解決された ISO-3166-2 コード。

ClientSSLCipher

string

クライアントの Secure Sockets Layer (SSL) 暗号化スイート。

ClientSSLProtocol

string

クライアントの SSL プロトコルのバージョン。

ClientSrcPort

int

クライアントがノードとの接続を確立するために使用するポート。

ClientXRequestedWith

string

クライアントの X-Requested-With HTTP ヘッダー。

ClientZoneCode

string

クライアントの IP アドレスから解決された ISO-3166 Alpha-2 コード。

ClientRequestBytes

int

クライアントリクエストのサイズ (バイト単位)。

ClientRequestHeaderRange

string

クライアントリクエストヘッダーの Range フィールドの値。例:bytes=0-100

ClientRequestHost

string

クライアントリクエストの Host 情報。

ClientRequestMethod

string

クライアントリクエストの HTTP Method 情報。

ClientRequestPath

string

クライアントリクエストのパス情報。

ClientRequestProtocol

string

クライアントリクエストのプロトコル情報。

ClientRequestReferer

string

クライアントリクエストの Referer 情報。

ClientRequestScheme

string

クライアントリクエストの Scheme 情報。

ClientRequestURI

string

クライアントリクエストの URI 情報。

ClientRequestUserAgent

string

クライアントリクエストの User-Agent 情報。

EdgeResponseStatusCode

int

ESA ノードがクライアントに返す状態コード。