Edge Security Acceleration (ESA) では、CNAME と NS の 2 種類の DNS 設定が提供されています。このトピックでは、NS 設定から CNAME 設定への変換、またはその逆の手順について説明します。
シナリオ
2 つの設定のいずれかを構成している場合は、もう一方の設定に変換できます。
NS から CNAME へ: DNS 解決プロキシに ESA を使用しない場合は、新しいプロバイダーで DNS 構成を更新して、CNAME 設定に切り替えます。
CNAME から NS へ: DNS セキュリティサービスを強化し、後続の CNAME 構成を効率化するには、NS 設定に切り替えます。
CNAME 設定と NS 設定の違いの詳細については、「DNS」をご参照ください。
NS から CNAME へ
次の手順では、DNS 設定を NS から CNAME に変換する方法について説明します。
サービスのロケーションが [グローバル] または [中国本土] で、DNS レコードの [プロキシステータス] が [DNS のみ] の場合、CNAME への変換はサポートされていません。最初に サービスロケーションを更新 できます。
DNS レコードを移行し、設定を変換する
変換する前に、Web サイトの DNS レコードが無効にならないように、新しい DNS プロバイダーに移行します。
ESA コンソールで、[Web サイト] を選択し、管理する Web サイト名をクリックします。
左側のナビゲーションウィンドウで、 を選択します。
[CNAME 接続方式に変換する] 領域で、[変換する] をクリックします。
[現在のすべてのレコードと CNAME をダウンロードする] をクリックし、ダウンロードしたファイルに従って、DNS サービスプロバイダーで DNS レコードを構成 します。
DNS レコードを新しいサービスプロバイダーに移行した ことを確認し、[DNS レコードの移行が完了しました、変換する] をクリックします。
結果を確認する
DNS [レコード] で変換結果を確認します。
ESA コンソールで、[Web サイト] を選択し、管理する Web サイト名をクリックします。
左側のナビゲーションツリーで、 を選択します。
[レコード] ページには、[DNS 設定] が [CNAME] で、[CNAME ステータス] が [構成済み] であることが示されます。

CNAME から NS へ
次の手順では、DNS 設定を CNAME から NS に変換する方法について説明します。
DNS レコードを ESA に移行する
データの損失を防ぐために、DNS レコードを元の DNS プロバイダーから ESA に転送します。
元の DNS プロバイダーから DNS レコードを取得します。
ESA コンソールで、[Web サイト] を選択し、管理する Web サイト名をクリックします。
左側のナビゲーションウィンドウで、 を選択します。
DNS レコードを追加する元の DNS プロバイダーから取得したものを ESA に追加します。
DNS 設定を変換する
ESA に DNS レコードを追加した後、DNS 設定を NS に変換できます。
ESA コンソールで、[Web サイト] を選択し、管理する Web サイト名をクリックします。
左側のナビゲーションウィンドウで、 を選択します。
[NS 接続方式に変換する] 領域で、[変換] をクリックします。

元のプロバイダーのすべての DNS レコードが ESA に追加されたら、[DNS レコードを設定しました、変換する] をクリックします。
ネームサーバーを ESA によって割り当てられたネームサーバーに更新します。DNS レコードページで確認できます。

結果を確認する
DNS [レコード] で変換結果を確認します。
ESA コンソールで、[Web サイト] を選択し、管理する Web サイト名をクリックします。
左側のナビゲーションウィンドウで、 を選択します。
[レコード] ページには、[DNS 設定] が [NS] であること、および追加されたレコードが表示されます。
