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Edge Security Acceleration:期限切れコンテンツの配信

最終更新日:Dec 17, 2025

期限切れコンテンツの配信は、ESA サービスのフォールトトレランスと可用性にとって重要な機能です。オリジンサーバーで 4xx や 5xx エラー、またはタイムアウトなどの問題が発生した場合、ESA の配信拠点 (POP) は期限切れの静的コンテンツを配信できます。これにより、オリジンサーバーが一時的に停止している間もウェブサイトの可用性が維持され、全体的な可用性とユーザーエクスペリエンスが向上します。動的リソースのリクエストに対してこの機能を有効にする必要はありません。

仕組み

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利用シーン

オリジンサーバーの障害または利用不可:サーバーのダウンタイム、ネットワークの中断、プログラムのエラーなど、さまざまな理由でオリジンサーバーに障害が発生したり、利用できなくなったりすると、ESA の POP はオリジンから最新のコンテンツをフェッチできません。

  • 期限切れコンテンツの配信が無効な場合:POP がユーザーリクエストを受信すると、オリジンサーバーにコンテンツをリクエストします。オリジンサーバーがダウンしている場合、リクエストは失敗し、ユーザーはウェブサイトにアクセスできません。

  • 期限切れコンテンツの配信が有効な場合:オリジンサーバーがダウンしている場合でも、POP は期限切れのキャッシュコンテンツをユーザーに配信できます。これにより、ウェブサイトへのアクセスが維持されます。

操作手順

  1. ESA コンソールで、サイト管理 を選択します。サイト 列で、対象のサイトをクリックします。

  2. 左側のナビゲーションウィンドウで、ルール > キャッシュルール を選択します。

  3. ルールを追加 をクリックし、ルール名 を入力します。

  4. リクエストが以下のルールと一致する場合... セクションで、受信リクエストの条件を指定します。詳細については、「ルール式の構成」をご参照ください。

  5. [Bypass Cache] セクションで、キャッシュをバイパスするかどうかを指定します。詳細については、「キャッシュ適格性」をご参照ください。

  6. [古いコンテンツを配信] スイッチをオンにします。

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  7. [OK] をクリックします。

関連ドキュメント

ルール関連の機能は、実行優先度ルールの動作構成範囲がそれぞれ異なります。詳細については、「ESA ルールの有効化の仕組み」をご参照ください。