Edge Security Acceleration (ESA) がデフォルトのキャッシュルールに一致する一部のリソースをキャッシュしないようにするには、リソースへのリクエストをフィルタリングするキャッシュルールを設定し、これらのリクエストに対して キャッシュの適格性 を キャッシュのバイパス に設定します。
ユースケース
ダイナミックリソースが ESA のポイント オブ プレゼンス (POP) でキャッシュされないようにするには、これらのリソースに対してキャッシュをバイパスするキャッシュルールを設定します。 これにより、POP はリクエストされた各リソースの最新バージョンをオリジンサーバーから取得し、リソースアクセス パフォーマンスを向上させることができます。
キャッシュのバイパスの設定
ESA コンソールで、[Web サイト] を選択し、管理する Web サイトの名前をクリックします。
左側のナビゲーションウィンドウで、 を選択します。
[ルールを追加] をクリックし、[ルール名] を入力します。
[リクエストが以下のルールと一致する場合...] 領域で、受信リクエストと一致する条件を指定します。 ルールの設定方法の詳細については、「ルール」をご参照ください。
キャッシュの適格性 セクションで、キャッシュポリシーを選択します。
キャッシュをバイパスする: すべてのリクエストは、POP 上のキャッシュコンポーネントをバイパスします。 これにより、クライアントはオリジンサーバーから最新のリソースを取得できます。 このオプションを選択した場合、設定できるのは [ブラウザキャッシュの有効期間] のみです。
[キャッシュ対象]: キャッシュの対象となるすべてのリクエストは、POP 上のキャッシュコンポーネントを通過し、POP はオリジンサーバーからリソースを取得せずにリクエストされたリソースを返します。 これにより、Web サイトの応答時間が短縮されます。
[OK] をクリックします。