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Edge Security Acceleration:キャッシュの適格性

最終更新日:Jun 19, 2025

Edge Security Acceleration (ESA) がデフォルトのキャッシュルールに一致する一部のリソースをキャッシュしないようにするには、リソースへのリクエストをフィルタリングするキャッシュルールを設定し、これらのリクエストに対して キャッシュの適格性キャッシュのバイパス に設定します。

ユースケース

ダイナミックリソースが ESA のポイント オブ プレゼンス (POP) でキャッシュされないようにするには、これらのリソースに対してキャッシュをバイパスするキャッシュルールを設定します。 これにより、POP はリクエストされた各リソースの最新バージョンをオリジンサーバーから取得し、リソースアクセス パフォーマンスを向上させることができます。

キャッシュのバイパスの設定

  1. ESA コンソールで、[Web サイト] を選択し、管理する Web サイトの名前をクリックします。

  2. 左側のナビゲーションウィンドウで、[ルール] > [キャッシュルール] を選択します。

  3. [ルールを追加] をクリックし、[ルール名] を入力します。

  4. [リクエストが以下のルールと一致する場合...] 領域で、受信リクエストと一致する条件を指定します。 ルールの設定方法の詳細については、「ルール」をご参照ください。

  5. キャッシュの適格性 セクションで、キャッシュポリシーを選択します。

    image

    • キャッシュをバイパスする: すべてのリクエストは、POP 上のキャッシュコンポーネントをバイパスします。 これにより、クライアントはオリジンサーバーから最新のリソースを取得できます。 このオプションを選択した場合、設定できるのは [ブラウザキャッシュの有効期間] のみです。

    • [キャッシュ対象]: キャッシュの対象となるすべてのリクエストは、POP 上のキャッシュコンポーネントを通過し、POP はオリジンサーバーからリソースを取得せずにリクエストされたリソースを返します。 これにより、Web サイトの応答時間が短縮されます。

  6. [OK] をクリックします。