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Elastic Compute Service:システムディスク変更による ОS 変更

最終更新日:Apr 25, 2025

OS の変更には、イメージとシステムディスクの変更が必要です。このトピックでは、その手順について説明します。

OS 変更の方法

「システムディスクの変更」(本トピック) OS の移行の 2 つの方法があります。

重要

OS 変更後、元のシステムディスクのデータが削除されるため、もう一度環境をデプロイすることが必要です。

データを保持する場合、2 番目の方法で OS をサポートされている移行先に変更してください。

影響

項目

説明

システムディスク

  • 元のシステムディスクはリリースされ、データとパーティションが削除されます。データ復元

  • 変わる:システムディスク ID

  • 変わらない:システムディスクタイプ、インスタンス IP、ENI MAC アドレス

データディスク

  • Windows > Windows、Linux > Linux の場合:

    • データディスクは影響されません。もう一度アタッチする必要があります。

  • Windows > Linux、Linux > Windows の場合:

スナップショット

  • 元のスナップショットは保持されます。

  • 元のスナップショットは新しいシステムディスクのロールバックには使用できませんが、カスタムイメージを作成できます。

  • 自動スナップショットについて:

    • 「ディスクとともにリリースする」が有効の場合、リリースされます。無効の場合、期限切れの時にリリースされます。

    • 元の自動スナップショットポリシーが無効になり、再設定が必要です。設定方法

注意事項

> Windows

  • システムディスクの空き容量を 1 GB 以上に保ってください。

  • 変更元が Windows Server 2008/2008 R2 (2020 年 1 月 14 日をもってサポート終了)、Windows Server 2012/2012 R2 (2023 年 10 月 10 日をもってサポート終了) の場合、Windows Server 2016 以降にアップグレードすることを推奨します。Windows Server

Windows > Linux

Linux > Windows

(中国本土のリージョンのみに対応)

料金

以下の場合以外、OS 変更は無料です:

変更時間

約 10 分かかります。

変更完了後、起動が遅いなどが原因で、VNC でインスタンスに接続できない可能性があります。しばらく待ってから操作してください。

ディスクの読み書き

データディスクを含むカスタムイメージを使用して OS を変更する場合、I/O に不具合が発生しないよう、システムディスクのデータディスクへの読み書き操作がないこと、または I/O 操作が業務に影響しないことを確保してください。

変更前の操作

OS 変更前に、下記の操作を最初に行ってください。

変更手順

ここでは単一のインスタンスに対する変更操作について説明します。

また、ドキュメントを参照し、OOS のパブリックテンプレート ACS-ECS-BulkyReplaceSystemDisk を使用して一括変更もできます。

  1. コンソールにログインし、変更元のリージョン > インスタンス > すべての操作 > OS の変更の順番にクリックします。

    image

  2. 事前チェックが行われます。

    1. システムディスクの変更 を選択します。

    2. 事前チェックについて:

      1. image:事前チェックに不合格、提示に従って操作ください。

      2. image:事前チェックに合格。

    3. 上記のリスクを承知のうえで同意する にチェックを入れ、続行します。

  3. 変更先の OS を設定します。

    1. イメージ:イメージを選択します。

    2. システムディスク:

      1. タイプ変更不可

      2. 容量の拡張が可能:ブロックストレージ課金

        重要
        1. インスタンスが既にダウングレードしたことがあった場合、次の課金サイクルが始まる前に容量を設定できません。

        2. パーティションが有効になっていない場合:方法 2: インスタンスにログインしてディスク上のパーティションとファイルシステムを拡張する を参照して手動で拡張してください。

      3. 暗号化が可能

    3. セキュリティ設定

      クレデンシャル

      説明

      キーペア

      (Linux のみ)

      • ユーザ名:root / ecs-user (推奨)

      • キーペア:既存のものを使用するか、新規作成できます。作成後、imageをクリックしてリフラッシュできます。

      事前設定されたパスワードを使用

      (カスタムイメージ & 共有イメージのみ)

      選択中のイメージにパスワードが設定されていることを確認してください。

      パスワード

      ユーザ名:

      • Linux : root / ecs-user (推奨)

      • Windows : administrator

      変更後に設定

      インスタンスにログインする時に設定できます。

      キーペア:SSH キーペアの管理

      パスワード:インスタンスのログオンパスワードをリセットする

  4. 料金を確認し、注文を作成します。

  5. コンソールでインスタンスのステータスと OS を確認します。

  6. (もしあれば) Linux > Linux :データディスクが OS の起動につれて自動的にパーティションを分割し、ファイルシステムをマウントするように設定されていると、OS 変更後、元のマウント情報が消えます。「/etc/fstab」ファイルをもう一度設定してください。fstabファイルにUUIDを設定する

  7. 業務環境 (ソフトウェア、データベースなど) を再デプロイします。

元システムディスクのデータ復元

データディスクの処理

ドキュメント

API 操作