Elastic High Performance Computing (E-HPC) クライアントには、ターミナルと Virtual Network Computing (VNC) サービスが搭載されています。ターミナルを使用して、クラスターにリモートでログオンし、コマンドを実行してクラスターを管理できます。また、VNC を使用してクラウドデスクトップに接続し、視覚化された方法でクラスターを管理することもできます。
前提条件
VNC サービスを使用する場合は、クラスターが次の要件を満たしていることを確認してください。
VNC サービスがインストールされていること。詳細については、「ソフトウェアのインストールとアンインストール」をご参照ください。
クラスターが属するセキュリティグループのポート 12017 など、必要なポートを有効にするルールが構成されていること。詳細については、「セキュリティグループルールの追加」をご参照ください。
デフォルトでは、ポート 12017 が VNC サービスに使用されます。ポート 12017 では、一度に 1 人のユーザーしか VNC Viewer ウィンドウを開くことができません。複数のユーザーが同時に VNC Viewer ウィンドウを開く必要がある場合は、ポート 12017 から始まる、対応する数のポートを有効にする必要があります。たとえば、3 人のユーザーが VNC サービスを使用する必要がある場合は、ポート 12017、12018、および 12019 を有効にする必要があります。
手順
E-HPC クライアントにログオンします。
詳細については、「E-HPC クライアントへのログオン」をご参照ください。
左側のナビゲーションペインで、[セッション管理] をクリックします。
ターミナルまたは VNC を使用してリモートでログオンするかどうかを選択します。
[ターミナル] をクリックして、ターミナルウィンドウを開きます。

[VNC] をクリックして、VNC Viewer を開きます。

説明デフォルトでは、E-HPC クライアントの現在のログオンユーザーとしてクラスターにログオンします。
ログオン後、セッション接続レコードが表示されます。セッションに再接続したり、レコードを削除したりできます。