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DataWorks:リソースプロパティの構成

最終更新日:Dec 13, 2025

定期タスクは、リソースグループに依存して実行されます。タスクは、リソースグループから計算ユニット (CU) を消費するかどうかに基づいて、スケジューリングタスクまたは計算最適化タスクに分類されます。スケジューリングタスクは DataWorks によってトリガーおよびモニターされるだけで、リソースグループの計算リソースを消費しません。計算最適化タスクは、DataWorks によってコードが実行され、計算リソースを消費します。スケジューリング設定でタスクのリソースプロパティを設定することで、安定した運用を確保し、コストの最適化に役立ちます。

基本概念

DataWorks のすべての定期タスクは、リソースグループ上で実行する必要があります。タスクは、実行中に DataWorks の CU を消費するかどうかに基づいて、次の 2 種類に分けられます。

タスクタイプ

主な役割

CU 消費

タスク一覧

スケジューリングタスク

MaxCompute や Hologres などの外部コンピュートエンジンでの計算のトリガーとモニターのみを行います。

なし

スケジューリングタスク設定の一覧

計算最適化タスク

タスクコードは DataWorks のリソースグループ内で直接実行され、計算を行います。

使用法

計算最適化タスク設定の一覧

重要
  • このトピックでは、Serverless リソースグループの CU 設定に焦点を当てています。専用リソースグループまたはサブスクリプションリソースグループを使用する場合、CU を設定する必要はありません。リソースグループを指定するだけで十分です。

  • このトピックでは、タスクによって呼び出される MaxCompute などのサードパーティ製エンジンのリソース消費や課金については説明しません。

操作手順

すべての定期タスクには、スケジューリングリソースを設定する必要があります。設定プロセスは、タスクタイプとリソースグループタイプによって若干異なります。

ステップ 1:スケジューリングリソースグループの指定 (すべてのタスクで必須)

これは、すべての定期タスクの基本的な設定手順です。

  1. タスクのコードエディタで、右側にある [スケジューリング設定] ペインを見つけます。

  2. [リソースプロパティ] セクションで、ドロップダウンリストからスケジューリング用のリソースグループを選択します。

    重要

    リソースグループを選択する際は、タスクがアクセスするデータソースや計算リソースに接続できることを確認してください。そうでない場合、タスクの実行に失敗する可能性があります。ネットワーク接続の詳細については、「ネットワーク接続の設定」をご参照ください。

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ステップ 2:計算リソースの設定 (計算最適化タスクのみ)

タスクが計算最適化タスクであり、ステップ 1 で Serverless リソースグループを選択した場合は、この項目も設定する必要があります。

ヒント:スケジューリングタスクまたは Serverless ではないリソースグループを使用している場合は、このステップをスキップできます。
  1. [スケジューリングリソースグループ] の下に [スケジューリング CU] 設定項目が自動的に表示されます。

  2. タスクの複雑さやパフォーマンス要件に基づき、実行時に必要な CU 数 (例:0.25 CU、1 CU、4 CU) を設定します。CU を適切に設定することで、タスクの実行が安定し、コストの最適化にもつながります。

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ステップ 3:イメージの設定

PyODPS タスクおよび Shell タスクでは、[イメージ] を設定して実行環境を定義することもできます。イメージ管理の詳細については、「カスタムイメージ」をご参照ください。

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デフォルトのスケジューリングリソースグループの設定

タスクを作成すると、スケジューリング設定で指定されたスケジューリングリソースグループが、デフォルトのスケジューリングプロパティとして使用されます。このデフォルトを変更するには、左下隅の PixPin_2025-12-09_15-59-34 アイコンをクリックし、[設定] > [スケジューリング設定] に移動して、デフォルトのスケジューリングリソースグループを変更します。

課金

Serverless リソースグループを使用して定期タスクを実行すると、次の 2 種類の料金が発生します。

  • タスクスケジューリング料金:これらの料金は、1 日に正常に実行されたインスタンスの数に基づいて DataWorks によって生成されます。詳細については、「タスクスケジューリングの課金」をご参照ください。

  • リソース使用料金:これらの料金は、計算最適化タスクが従量課金の Serverless リソースグループで実行された場合にのみ発生します。課金は、消費された CU と実行時間に基づきます。これらの料金には、タスクによって呼び出されるサードパーティ製エンジンの料金は含まれません。詳細については、「Serverless リソースグループの課金」をご参照ください。

説明

データ統合タスクのリソース消費量は、[スケジューリング CU] の設定ではなく、タスクのリソースグループを設定する際に指定する [占有 CU 数] の設定によって決まります。