コスト分析を使用すると、ユーザーはクラウド サービス リソースの消費状況を表示し、多次元およびグラフィカルな方法を使用してコスト予測を実行できます。
コスト分析を有効にする
コスト分析機能を初めて使用する場合は、使用する前に有効にする必要があります。 コスト分析 ページで、[無料で有効にする] をクリックします。 消費データがあれば、48 時間後に通常どおり機能を使用できます。
複数アカウントの企業では、MA アカウントとメンバー アカウントの両方でコスト分析機能を個別に有効にする必要があります。
コスト トレンドを表示する
コスト トレンド ページでは、条件を指定してコスト分析データを表示できます。 また、レポート ディメンション別に履歴分析レコードを表示したり、予算ディメンション別に予算期間のコスト データを表示したりすることもできます。
コスト分析データは、請求済みの請求書に基づいてさまざまなディメンション別に集計されます。 当月の消費コスト データは、詳細請求書が発行されてから 48 時間後に更新されます。 当月の最終データは、翌月 4 日の 12:00 以降に表示できます。
当月のデータには、未決済(未請求、累積中)の従量課金データは含まれていません。

1: 条件リスト
条件一覧 では、さまざまなディメンションにわたるコスト トレンドを表示するためのフィルタを設定できます。
複数アカウント企業の MA アカウントの場合、分析結果には、コスト分析を有効にしているメンバー アカウントのみが含まれます。 すべてのメンバー アカウントの分析結果を表示するには、各メンバー アカウントで個別に機能を有効にします。
費用予測: 時間の粒度 に将来の日付が含まれている場合は、ポップアップウィンドウの [予測を有効にする] をクリックして、費用予測機能を有効にします。 予測費用は、過去の従量課金費用に基づいて推定されるため、予測期間中の実際の費用とは異なる場合があります。 予測データは参考値です。
2: レポート ディメンション別に分析する
[レポートとして保存] をクリックして、分析結果をレポートとして保存し、後で参照したり共有したりできます。 [レポート管理] をクリックすると、保存されているすべての コスト分析 レポートとそのフィルタ条件を表示できます。
特定のフィルタ条件でコスト データをレポートとして保存した後、[レポート ディメンション別に分析する] で保存済みのレポートを選択して、履歴分析レコードを表示します。
3: 予算ディメンション別に分析する
作成した予算を選択して、予算の時間粒度のコスト データを表示します。
[予算と実績の分析] をクリックすると、予算と実績の比較分析ページにジャンプし、設定された予算と比較した実際の消費の詳細を表示できます。
[予算を設定] をクリックすると、予算管理ページにジャンプし、予算を作成または管理できます。 詳細な操作については、「予算管理」をご参照ください。
4: 可視化チャート
3 種類のチャート アイコンがサポートされています。積み上げ縦棒グラフ、折れ線グラフ、横棒グラフです。 可視化チャートでは、各時間粒度グラフ内で上位 10 項目のみが表示され、残りの金額はその他として集計されます。
5: コストの詳細
費用分析消費詳細テーブルには、フィルタ条件でのコストの詳細が表形式で表示されます。合計コスト は、当月のすべてのコスト消費の合計を表します。 コスト詳細エリアの
ボタンをクリックしてデータをエクスポートします。