Simple Log Service は、スキャンベースのクエリ機能を提供しており、インデックスが作成されていないターゲットフィールドをクエリおよび分析できます。
背景情報
Simple Log Service は、インデックスベースのクエリ機能を提供します。ただし、シナリオによっては、インデックスを作成または使用できない場合があります。例:
コストを削減するために、一部のフィールドのインデックスは作成されません。このシナリオでは、履歴ログを緊急にクエリする必要がある場合に対応できない可能性があります。
フィールド値の長さが、インデックスでサポートされている上限を超えています。このシナリオでは、超過部分はクエリできません。
多くのフィールド名が含まれており、事前に取得できません。このシナリオでは、フィールドインデックスを作成できません。
フィールドのタイプが変更されています。このシナリオでは、フィールドをクエリできません。
上記の問題に対処するために、Simple Log Service は、スキャンベースのクエリとスキャンベースの分析機能を提供します。これらの機能を使用すると、スキャンに使用されるフィールドのインデックスを作成せずに、ログをクエリおよび分析できます。スキャンベースの分析機能の詳細については、「スキャンベース分析の構文」をご参照ください。
メリット
低コスト:インデックスを作成する必要がなく、インデックストラフィックまたはインデックスストレージに対して課金されません。
柔軟な実装:インデックスが作成されているかどうかに関係なく、またインデックスタイプが指定されているかどうかに関係なく、ビジネス要件に基づいてフィールドタイプを指定できます。
最適化された検索機能:より多くの関数がサポートされています。