ソフトウェア開発において、タイムアウトを設定すると、プログラムが応答を待つ間に長時間ブロックされるのを防ぐことができます。タイムアウトを設定しないと、リソースの浪費やシステムのクラッシュにつながる可能性があります。タイムアウトが短すぎると、タスクが完了する前に中断され、通常の機能に影響します。適切なタイムアウトを設定すると、システムの安定性とユーザーエクスペリエンスが向上します。この Topic では、V2.0 Java SDK のタイムアウトを設定する方法について説明します。
タイムアウト設定
説明
タイムアウト設定は、RuntimeOptions の設定、Config の設定、デフォルト構成の順に、優先度が高いものから適用されます。
デフォルト構成を使用できます。デフォルトの接続タイムアウトは 5,000 ミリ秒、読み取りタイムアウトは 10,000 ミリ秒です。
com.aliyun.teautil.models.RuntimeOptions クラスを使用して、現在のリクエストのタイムアウトを設定できます。
com.aliyun.teautil.models.RuntimeOptions runtimeOptions = new com.aliyun.teautil.models.RuntimeOptions(); runtimeOptions.connectTimeout = 5000; runtimeOptions.readTimeout = 10000;com.aliyun.teaopenapi.models.Config クラスを使用して、グローバルタイムアウトを設定できます。
com.aliyun.teaopenapi.models.Config config = new com.aliyun.teaopenapi.models.Config(); // デフォルトの接続タイムアウトは 5 × 1000 ミリ秒です。 config.setConnectTimeout(5000); // デフォルトの読み取りタイムアウトは 10 × 1000 ミリ秒です。 config.setReadTimeout(10000);