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SAP:ECS Metrics Collector for SAP Deployment Guide

最終更新日:Sep 27, 2024

バージョン情報

バージョン 改訂日 変更の種類 適用日
1.0 2018/5/31
1.1 2018/6/11 インストール準備に関する説明が更新されました。 2018/6/12

概要

ECS Metrics Collector は、SAP システムがクラウドプラットフォーム上で使用するモニターエージェントです。特定の VM 構成や物理リソースの使用率に関する情報が収集されます。

ECS 上で SAP システムを稼働すると、SAP Host Agent がメタデータサービスとオープン API を通して、SAP モニタリング情報(オペレーティングシステム、ネットワーク、ストレージ、SAP アーキテクチャに関する情報など)を取得します,取得した情報は、SAP アプリケーションに提供され、イベント解析やシステムパフォーマンスの分析に使用されます。

Metrics Collector for SAP は、SAP システムが稼働する各 ECS インスタンス(データベースやアプリケーション)にインストールする必要があります。

説明

以下の図は、Metrics Collector アーキテクチャーの全体図です。

mc-01

RAM ロールの作成

ECS Metrics Collector をモニターするためには、特定の RAM ロールとアクセス権限を設定する必要があります。

説明

注記: RAM ロールの設定は、アカウントに対して永久的に有効になります。

RAM ロールの設定に関する詳細は、コンソールに表示されるインスタンス RAM ロールに関する説明を参照してください。

  1. コンソールにログオンします。
  2. 左側に表示されるナビゲーションバーの [RAM] をクリックします。
説明

ナビゲーションバーで [RAM] を選択できない場合、[Monitoring and Management] をクリックしてから、[RAM] を選択します。 この機能を初めて使用する際、RAM 機能を有効にする必要があります。

  1. RAM コンソールを開き、[Role Management]を選択してから、[Create a Role]をクリックします。ram-03

4.「ロールタイプの選択」ステップで、[Service Role]を選択します。 ram-04

5.「ロールタイプ情報の入力」ステップで、[ECS Elasitc Compute Service]を選択します。 ram-05

6.「基本情報の設定」ステップで、ロール名を設定します。例えば、ロール名を「ecs-metrics-collector」に設定して、[Create]をクリックします。 ram-06

7.ロールが作成されたら、[Authorize]をクリックして、次のステップに進みます。 ram-07

  1. [Edit Authorization Policy] をクリックします。 ポリシー名に 「AliyunECSReadOnlyAccess」「AliyunCloudMonitorReadOnlyAccess」を選択し、RAM ロールにポリシーを割り当てます。

    説明

    この 2 つのポリシーは、 Metrics Collector に対して ECS 情報の読み取り権限と CloudMonitor リソースの読み取り権限のみを付与します。

  2. [OK] をクリックすると、ポリシーの設定が完了します。ram-09

    RAM ロールの設定

    作成した RAM ロールを SAP ECS インスタンスに割り当てます。

    • ECS コンソールを開いて、 [Instance] をクリックし、該当する ECS インカスタンスを見つけます。

    • [More] を選択し、ドロップダウンリストから [Bind/Unbind RAM Role] を選択します。ram-10

    • 作成した RAM ロールを選択します。ram-11

    • [OK] をクリックして、ロールを割り当てます。

RAM のバインドとアンバインドに関する詳細は、 コンソール上に表示される インスタンスの RAM ロールに関する説明を参照してください。

SAP Host Agent のインストール

説明

ログオンには、SAP マーケットプレスのアカウントが必要です。

SAP Host Agent の推奨バージョンに関する情報は、 1031096 - インストールパッケージ SAPHOSTAGENT を参照してください。

ECS Metrics Collector のインストールとアンインストール

説明

ECS Metrics Collector のインストール、およびオープン API からのデータの読み取りには、インターネットへの接続が必要です。ECS インスタンスにインターネットの IP アドレスが設定されていない場合、 EIP を申請して、ECS インスタンスにバインドしてください。詳細は、EIP アドレスの申請 および EIP のバインドを参照してください。

Linux の場合

ECS Metrics Collector のインストール

linux

1.ルートユーザーのアカウントを使って、SAP ECS インスタンスにログオンします。

ルートユーザーの権限を使用するには、 sudoが必要なので、sudo グループに属する必要があります。

2.Cloud Assistant を使用して、以下のように ECS Metrics Collector にインストールします。

説明

Metrics Collector は、python のサポートが必要です。ECS 用の pip をインストールしていない場合には、最初にインストールしてください。

wget https://bootstrap.pypa.io/get-pip.py
python get-pip.py
pip -V  #Check the pip version
aliyun_installer -i ecs-metrics-collector

package_id の最新版の ID を入力します。 この例で使用される最新バージョンは、8 です。metrics-1

Metrics Collector のインストールの確認

3.ECS Metrics Collector のサービスを確認します。

systemctl status ecs_metrics_collector

metrics-2

4.監視タスクと自動アップデートタスクを crontab に設定するか、また実行ログを保存するかどうかを指定します。

cat /etc/cron.d/ecs_metrics_collector
cat /var/log/ecs_metrics_collector/watchmen.log

metrics-3

この 2 つのタスクは、ECS Metrics Collector のインストール中に自動的に crontab に追加されます。自動アップデートタスクによって、Cloud Assistant サーバー上の ECS Metrics Collector に実行可能なアップデートがないか1時間ごとに確認されます。最新版のアップデートが検知されると、自動アップグレードが実行されます。

収集されたメトリックデータの確認

5.収集されたメトリックデータを確認します。

curl localhost:8888 | vim -

curl

ECS Metrics Collector のアンインストール

ルートユーザーのアカウントを使って、SAP ECS インスタンスにログオンします。

aliyun_installer -u ecs-metrics-collector command to uninstall the ECS Metrics Collectorを実行します。

curl

その他のコマンド

Metrics Collector に関するその他ののコマンドを表示するには、aliyun_installer --h コマンドを実行してください。

Windows の場合

windows

1.管理者アカウントで SAP ECS インスタンスにログオンします。

2.Cloud Assistant を使用して、ECS Metrics Collector をインストールします。スタートメニューを右クリックします。[CMD] を右クリックして、[Run as Administrator] を選択し、CMD ウィンドウを開きます。Cloud Assistant のディレクトリに切り替えて、インストールを実行します。

説明

Cloud Assistant の最新版は、 1.0.0.107 です。最新版に合わせて、ディレクトリを変更してください。

cd "C:\ProgramData\aliyun\assist\[1.0.0.107]"
aliyun_installer.exe -l
aliyun_installer.exe -i ecs_metrics_collector
説明

package_id の最新版の ID を選択します。

win_mc_install

ECS Metrics Collector のインストールの確認

3.ECS Metrics Collector のサービスを確認します。

タスクバーを右クリックして、[Task Manager] → [Service] の順にメニューを選択します。 [Ecs metrics collector] サービスのステータスが running になっているか確認してください。ecs_service_status

4.スタートメニューを右クリックして、[Run] を選択します。次に、「taskschd.msc」と入力してから、[Enter] キーを押します。タスクスケジュールプログラムを開き、[Task Scheduler Library] をクリックして、アップデート検知タスクがスケジュールされているかを確認します。

metrics_task

ECS Metrics Collector のインストール中に、ECS Metrics Collector の最新アップデートが Cloud Assistant上にないかを1時間ごとに確認するタスクが作成されます。最新版のアップデートが検知されると、自動アップグレードが実行されます。

収集されたメトリックデータの確認

5.収集されたデータを確認します。

ブラウザーを開き、http://localhost:8888と入力します。次のようなページが表示されます。全てのパラメータに値があれば、設定が正しく行われています。不正な値がある場合は、RAM ロールの設定を確認してください。curl

ECS Metrics Collector のアンインストール

  1. 管理者アカウントで SAP ECS インスタンスにログオンします。インストールディレクトリに切り替えて、[uninst.exe] をダブルクリックします。metrics_uninstall_01

その他のコマンド

Metrics Collector に関するその他のコマンドを表示するには、 aliyun_installer.exe --h コマンドを実行してください。