SAE は、コンテナの表示とデバッグを可能にする軽量の Webshell 機能をコンソールに組み込みで提供しています。SAE アプリケーションのヘルスステータスを確認するために、ルーチンチェックを実行したり、ログをアップロードしたりできます。ログをアップロードするには、Object Storage Service(OSS)または SAE の Webshell 機能を使用できます。このトピックでは、Webshell 機能を使用してログファイルをアップロードまたはダウンロードする方法について説明します。
背景
このバージョンより前の SAE を使用して、コンテナのログファイルをダウンロードすることはできません。この場合、OSS は Alibaba Cloud のすべてのネットワーク環境と互換性があるため、以前のバージョンの SAE のログファイルをアップロードおよびダウンロードするために、OSS のコマンドラインツール ossutil を使用できます。詳細については、「アプリケーションでルーチンチェックを実行する」をご参照ください。
Webshell 機能は、アップロードおよびダウンロード機能を提供します。OSS サービスと比較して、SAE の Webshell 機能は操作を簡素化し、O&M 効率を向上させるのに役立ちます。
制限
Webshell 機能のアップロードおよびダウンロード機能は、一時的なデバッグにのみ適用できます。
アップロードまたはダウンロードするファイルのサイズは 10 MB を超えることはできません。
ファイルを永続的に保存する場合、またはファイルのサイズが 10 MB を超える場合は、Apsara File Storage NAS(NAS)または OSS を使用することをお勧めします。詳細については、「NAS ストレージを構成する」および「OSS ストレージを構成する」をご参照ください。
手順
SAE コンソール にログオンします。左側のナビゲーションウィンドウで、 を選択します。[アプリケーション] ページで、上部のナビゲーションバーでリージョンを選択し、[名前空間] ドロップダウンリストから名前空間を選択して、目的のアプリケーション名をクリックします。

[基本情報] ページで、[インスタンス] タブをクリックします。
[インスタンス] タブで、[デフォルトグループ] セクションを展開します。目的のインスタンスの [アクション] 列にある [Webshell] をクリックします。
表示される Webshell ウィンドウの右上隅で、ポインターを
アイコンの上に移動します。ポップアップリストで、必要に応じて [アップロード] または [ダウンロード] を選択します。ファイルのアップロード
[ファイルのアップロード] ダイアログボックスで、アップロードするファイルを選択し、[保存先パス] パラメーターを構成します。
[アップロード] をクリックします。
ファイルのダウンロード
[ファイルのダウンロード] ダイアログボックスで、[保存先パス] パラメーターを構成します。
[ダウンロード] をクリックします。