ApsaraDB RDS for SQL Serverインスタンスで読み書き分離が不要になった場合は、RDSインスタンスの読み書き分離を無効にできます。 読み書き分離を無効にする前に、ビジネス要件を評価し、読み書き分離を無効にしてもRDSインスタンスのパフォーマンスと可用性に影響がないことを確認することを推奨します。
前提条件
プライマリRDSインスタンスは、次の要件を満たしています。
プライマリRDSインスタンスは、RDS Cluster EditionでSQL Server 2017 EE、RDS Cluster EditionでSQL Server 2019 EE、またはRDS Cluster EditionでSQL Server 2022 EEを実行します。
プライマリRDSインスタンスはRDS Cluster Editionを実行します。
プライマリRDSインスタンスは拡張SSD (ESSD) を使用します。
説明RDSインスタンスの 基本情報 ページに移動して、前述の情報を表示できます。
RDSインスタンスの読み書き分離が有効になっています。 詳細については、「読み取り専用ルーティングエンドポイントを有効にして読み書き分離を実装する」をご参照ください。
使用上の注意
RDSインスタンスの読み取り専用ルーティングエンドポイントを無効にすると、30秒以下の一時的な接続が発生します。 オフピーク時に読み取り専用ルーティングエンドポイントを無効にし、アプリケーションがRDSインスタンスに自動的に再接続するように設定されていることを確認することを推奨します。 これにより、ワークロードの中断を防ぐことができます。
読み取り専用ルーティングエンドポイントを無効にすると、無効になります。 読み取り専用ルーティングエンドポイントを無効にする前に、アプリケーションがこのエンドポイントを使用しないことを確認してください。
手順
- [インスタンス] ページへ移動します。 上部のナビゲーションバーで、RDSインスタンスが存在するリージョンを選択します。 次に、RDSインスタンスを見つけ、インスタンスのIDをクリックします。
左側のナビゲーションウィンドウで、クラスター管理 をクリックして、読み取り専用ルーティングのエンドポイントとポートを表示します。
基本情報 セクションで、読み取り専用アドレスの無効化 をクリックします。
表示されたメッセージボックスで、[OK] をクリックします。
参考資料
読み書き分離を再度有効にする場合は、「読み取り専用ルーティングエンドポイントを有効にして読み書き分離を実装する」の操作を実行します。