ラスタ表面において、各セルからその周囲の 8 つの隣接セルへの標高変化率の最大値を算出し、傾斜値(単位:ラジアン)を含むラスタを返します。
構文
raster ST_Slope(raster rast, integer pyramid_level, integer band, Box extent, BoxType type, float8 zfactor, cstring storageOption);パラメーター
| パラメーター | 説明 |
|---|---|
rast | ラスタオブジェクトです。 |
pyramid_level | ピラミッドレベルです。 |
band | バンドのシーケンス番号です。 |
extent | 分析対象のエリアです。フォーマットは '((minX,minY),(maxX,maxY))' を使用します。 |
type | 分析エリアを定義する際に使用する座標タイプです。1 つの値のみ指定できます。有効な値は、Raster(ピクセル座標)および World(ワールド座標)です。 |
zfactor | 標高の単位と水平座標の単位が異なる場合に、標高単位を調整するための変換係数です。デフォルト値は 1 です。 |
storageOption | 出力ラスタオブジェクトのストレージオプションです。詳細については、「ST_ClipToRast」をご参照ください。 |
仕組み
ST_Slope は、各セルからその周囲の 8 つの隣接セルへの標高変化率の最大値を算出します。最も急峻な下降方向のセルが、そのセルの傾斜値を決定します。結果はラジアンで表されます。
例
SELECT st_slope(rast, 0, 0, '(0,0), (5,5)', 'Raster', 2.0)
FROM t_surface
WHERE id = 1;