背景情報
従来、クラウドディスクを使用する ApsaraDB RDS for MySQL および ApsaraDB RDS for PostgreSQL の High-availability Edition インスタンスにおいて、読み取り専用インスタンスを持つプライマリインスタンスでストレージの自動拡張を有効化した場合、プライマリインスタンスに追随して読み取り専用インスタンスのストレージ容量が自動的に拡張されることはありませんでした。これにより、以下の問題が発生していました:
クラウドディスクを使用する ApsaraDB RDS for MySQL の High-availability Edition インスタンス:プライマリインスタンスの拡張後、読み取り専用インスタンスのストレージ容量が不足し、プライマリインスタンスとのデータ同期ができなくなる問題。
クラウドディスクを使用する ApsaraDB RDS for PostgreSQL の High-availability Edition インスタンス:読み取り専用インスタンスのストレージ容量がプライマリインスタンスの目標容量よりも少ないため、プライマリインスタンスのストレージ自動拡張が失敗する問題。
ストレージの自動拡張の設定方法に関する詳細については、「ApsaraDB RDS for MySQL インスタンスのストレージ自動拡張の設定」および「ApsaraDB RDS for PostgreSQL インスタンスのストレージ自動拡張の設定」をご参照ください。
内容
今回の機能強化により、クラウドディスクを使用し、関連付けられた読み取り専用インスタンスを持つ High-availability Edition のプライマリインスタンスでストレージの自動拡張が有効化されている場合、プライマリインスタンスが拡張をトリガーすると、システムは各読み取り専用インスタンスのストレージ容量を自動的にチェックします:
読み取り専用 RDS インスタンスのストレージ容量が、プライマリ RDS インスタンスの目標ストレージ容量以上である場合、読み取り専用 RDS インスタンスのストレージ容量は自動的に拡張されません。
読み取り専用 RDS インスタンスのストレージ容量が、プライマリ RDS インスタンスの目標ストレージ容量よりも小さい場合、読み取り専用 RDS インスタンスのストレージ容量が優先的に拡張されます。各読み取り専用 RDS インスタンスのストレージ容量が拡張された後、システムはプライマリ RDS インスタンスのストレージ容量を自動的に拡張します。
適用開始日
2023 年 2 月 28 日より、最適化されたストレージ自動拡張のルールが、Alibaba Cloud の各リージョンで段階的に適用されます。
最適化による効果
クラウドディスクを使用する ApsaraDB RDS for MySQL の High-availability Edition インスタンス:今回の機能強化により、プライマリインスタンスの拡張後に読み取り専用インスタンスのストレージ容量が不足することによるデータ同期の失敗を防ぎます。
クラウドディスクを使用する ApsaraDB RDS for PostgreSQL の High-availability Edition インスタンス:今回の機能強化により、読み取り専用インスタンスのストレージ容量不足が原因でプライマリインスタンスのストレージ自動拡張が失敗することを防ぎます。