ストレステストの実行中は、ストレステストシナリオと API のストレステストメトリクスをリアルタイムで監視できます。 また、API が大量のリクエストを受信して過負荷にならないように、ストレステスト値を変更することもできます。 これにより、ストレステスト中のシステムの安定性が維持されます。 パフォーマンステストサービス (PTS) は、後続のクエリのためにストレステストシナリオで実行する操作を記録します。 このトピックでは、ストレステストの開始、同時ユーザー数の手動調整、操作記録の表示方法について説明します。
ストレステストの開始
ストレステストを開始します。 詳細については、「PTS ベースのストレステストの概要」および「JMeter ベースのストレステストの概要」をご参照ください。
次の図は、ストレステストページを示しています。

PTS ベースのストレステストでの調整
段階的増加モード
[テスト実行中] ページで、[シーン速度調整] をクリックします。 次に、[グローバルバッチ速度調整] または [ビジネスセッション速度調整] をクリックして、自動増加モードを [段階的増加] から [手動調整] に変更し、ストレステスト値を入力して、ストレステストを開始します。 
PTS ベースのストレステストシナリオを作成するときに、[ストレステストモード設定] セクションの [ストレステストモード] パラメーターを [RPS モード (1 秒あたりのリクエスト数)] に設定すると、API ごとに同時ユーザー数を調整できます。
[グローバルバッチ速度調整] をクリックして自動増加モードを手動調整に変更すると、すべてのビジネスセッションのすべての API に変更が適用されます。
[ビジネスセッション速度調整] をクリックして自動増加モードを手動調整に変更すると、変更は現在のビジネスセッションにのみ適用されます。 他のビジネスセッションは影響を受けません。
手動調整モード
手動調整モードで同時ユーザー数を調整するために使用される方法は、段階的増加モードの方法と一致しています。 詳細については、「段階的増加」をご参照ください。 手動調整モードで同時ユーザー数を調整しない場合、ストレステストは現在の設定に基づいて実装されます。
JMeter ベースのストレステストでの調整
[テスト実行中] ページで、[シーン速度調整] をクリックします。 表示されるダイアログボックスで、ユーザー数を入力し、[OK] をクリックします。 
操作記録
[シナリオの編集] ページの右上隅にある [記録] をクリックして、ストレステストの開始と停止、シナリオの編集などの操作記録を表示します。