PolarDB-X 1.0 は、複数の ApsaraDB RDS for MySQL インスタンスにデータをパーティション分割することでスケールします。このパーティション分割により、読み取り/書き込みトラフィックおよびストレージ負荷が分散されるため、同時実行数やストレージ容量のいずれも単一のボトルネックにはなりません。
パーティション分割の仕組み
PolarDB-X 1.0 では、以下の 2 種類の補完的なパーティション分割戦略を採用しています。
| 戦略 | 説明 |
|---|---|
| 水平パーティション分割(データベースシャーディングおよびテーブルシャーディング) | 計算ルールまたはルーティングルールに基づき、行を複数の ApsaraDB RDS for MySQL インスタンスに分散します。PolarDB-X 1.0 では、さまざまなデータ分散シナリオに対応する複数のアルゴリズムを提供しています。 |
| 垂直パーティション分割 | — |
これらの戦略を組み合わせることで、読み取り/書き込みリクエストをインスタンス間で並列実行可能にするとともに、ストレージ負荷をクラスター全体に分散できます。
水平パーティション分割
水平パーティション分割では、計算ルールまたはルーティングルールを用いて、各行がどの ApsaraDB RDS for MySQL インスタンスに格納されるかを決定します。PolarDB-X 1.0 では、さまざまなシャーディング要件に対応する複数のアルゴリズムを備えています。
以下の図は、PolarDB-X 1.0 が水平パーティション分割を用いて ApsaraDB RDS for MySQL インスタンス間でデータを分散する様子を示しています。

