このトピックでは、I/Oの概念と高I/Oの原因について説明します。
I/Oの概念
期間 | 説明 |
I/O | ディスクに対する読み取りおよび書き込み操作。 |
I/Oレイテンシ | I/O操作のレイテンシ。 |
論理I/O | アプリケーションによってファイルシステムに送信されるI/O。 |
物理I/O | ファイルシステムによってディスクに送信されるI/O。 |
シーケンシャルI/O | ディスクに対するシーケンシャルな読み取りおよび書き込み操作。 |
ランダムI/O | 読み取りおよび書き込み操作のためのディスクへのランダムアクセス。 |
同期書き込み | 結果は、すべてのデータがディスクに書き込まれた後にのみ返されます。 |
非同期書き込み | 結果は、データがディスクに書き込まれる前に返すことができる。 これにより、CPUリソースが解放されます。 |
高いI/Oの原因
- 多数のSQL文を実行して多数の行をスキャンした場合、shared_bufferはすべてのデータをキャッシュできません。 したがって、多数の物理I/Oが必要となる。 この場合、SQLの問題を見つけて修正する必要があります。 詳細については、「パフォーマンスインサイト」をご参照ください。
- VACUUM操作に関連するパラメーター設定が不適切なため、VACUUM操作は高I/Oをトリガーします。 これらのパラメーター (vacuum_cost_delayやvacuum_cost_limitなど) を調整する必要があります。 これらのパラメーターを指定する方法の詳細については、「パラメーター」をご参照ください。