このトピックでは、 のファイルストレージについて説明します。
- プライマリノードと読み取り専用ノードのデータログとWALログは、共有ストレージに保存されます。
- 構成ファイル、ログファイル、および一時ファイルは、各ノードに格納されます。
- プライマリノードのコミットログ (clog) ファイルは、共有ストレージに保存されます。 読み取り専用ノードのclogファイルは、読み取り専用ノードで維持されます。
- プライマリノードのpg_controlファイルは共有ストレージに保存されます。 読み取り専用ノードのpg_controlファイルは、データベースの起動時にのみ共有ストレージから読み取られ、データベースの起動後もメモリに保持されます。

ディレクトリまたはファイル | 説明 | ストレージパス |
base | 各データベースのサブディレクトリ。 | 共有ストレージ |
global | クラスター全体のテーブルのディレクトリ。 | |
pg_tblspc | テーブルスペース。 | |
pg_wal | 先行書き込みログ (WAL) ログのディレクトリ。 | |
pg_dynshmem | 動的共有メモリによって使用されるファイル。 | 各ノードに1つのコピー |
pg_snapshots | エクスポートされたスナップショット。 | |
pg_replslot | レプリケーションスロットデータ。 | |
pg_stat_tmp | 統計サブシステムの一時ファイル。 | |
pg_stat | 統計サブシステムの永続ファイル。 | |
pg_serial | コミットされたシリアル化可能トランザクションに関する情報。 | |
pg_xact | トランザクションログファイル。 |
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pg_commit_ts | トランザクションがコミットされた時刻。 | |
pg_multixact | サブトランザクションに関する情報。 | |
pg_version | バージョン情報。 | 各ノードに1つのコピー |
postgresql.auto.conf | postgresql.confファイルよりも優先度の高いパラメーター設定ファイル。 | |
postmaster.opts | サーバー起動前に指定されたデータベースパラメーターを記録するファイル。 | |
postmaster.pid | ポストマスターのプロセスID、データベースディレクトリ、ポストマスターの開始時刻、ポート番号などの情報を記録するロックファイル。 | |
postgresql.conf | パラメータの設定ファイル。 | |
pg_hba.conf | クライアント認証の制御に使用されるファイル。 | |
pg_ident.conf | オペレーティングシステムユーザーとデータベースユーザーの名前の間のマッピングを記録するファイル。 |