このトピックでは、URLスキームを使用してデスクトップクライアントを起動し、特定の操作を実行する方法について説明します。
1 URLスキーム
BasicUIデスクトップクライアントのURLスキームのプロトコル名は、pds の後にドメイン ID が続きます。
たとえば、ドメイン ID が hz65 の場合、URLスキームのプロトコル名は pdshz65: です。
URLを開く例:
window.open("pdshz65:open?opt=%7B%22seq_id%22%3A%22x3hug4qu1xn%22%2C%22pathname%22%3A%22%2Findex%22%7D")2 URLパラメータ
<protocol>:<action>?opt=[opt]
パラメータ | 説明 |
protocol | プロトコル名。値は pds の後にドメイン ID が続きます。 |
action | URL のパス名。値は動詞です。有効な値: |
opt | 指定された JSON 文字列を |
2.1 特定の URL を開く
opt パラメータのフィールド:
フィールド | 説明 |
seq_id | シーケンス ID。この ID は、セッション内で一意である必要があります。セッションは、デスクトップクライアントを開いてから閉じるまで続きます。 |
pathname | クライアントが起動された後にリダイレクトされる URL のパス名。 |
例:
let domainId='hz65'
let action='open'
let opt ={
"seq_id": Math.random().toString(36).substring(2),
"pathname":"/drive"
}
let url = `pds${domainId}:${action}?opt=${encodeURIComponent(JSON.stringify(opt))}`
window.open(url)2.2 特定のファイルをダウンロードする
opt パラメータのフィールド:
フィールド | 説明 |
seq_id | シーケンス ID。この ID は、セッション内で一意である必要があります。セッションは、デスクトップクライアントを開いてから閉じるまで続きます。 |
pathname | クライアントが起動された後にリダイレクトされる URL の |
loc_type | ストレージロケーションのタイプ。有効な値: |
loc_id | ストレージロケーションの ID。 |
file_keys | ダウンロードされるファイル。ストレージが標準モードの場合、値は |
例:
let domainId='hz65'
let action='download'
let opt ={
"seq_id": Math.random().toString(36).substring(2),
"loc_type": "drive",
"loc_id": "1",
"pathname":"/drive/folders/5e9d2e02570e5a973cd64b648cbf97ac2ebb26dc",
"file_keys":["5faebd028e8365fef08b4a019308765631e179e0"]
}
let url = `pds${domainId}:${action}?opt=${encodeURIComponent(JSON.stringify(opt))}`
window.open(url)