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Object Storage Service:0048-00000114

最終更新日:Nov 26, 2025

説明

OSS のデフォルトドメイン名を使用してブラウザでファイルにアクセスすると、ファイルがプレビューされずに直接ダウンロードされる場合があります。

原因

2025年12月22日 10:00:00 (UTC+8) 以降、以下のリージョンで作成されたバケット内の特定のファイルタイプに OSS のデフォルトドメイン名を使用してアクセスすると、OSS は応答に 2 つのヘッダーを追加します。

対象となるリージョンは以下の通りです。

  • 中国 (ウランチャブ)

  • 中国 (河源)

  • 中国 (広州)

  • 中国 (南京-ローカルリージョン - サービス終了予定)

以下の Multipurpose Internet Mail Extensions (MIME) タイプを持つファイルにアクセスすると、強制ダウンロードがトリガーされます。

  • image/jpeg

  • image/gif

  • image/tiff

  • image/png

  • image/webp

  • image/svg+xml

  • image/bmp

  • image/x-ms-bmp

  • image/x-cmu-raster

  • image/exr

  • image/x-icon

  • image/heic

x-oss-force-download: true
Content-Disposition: attachment

標準的なブラウザでは、Content-Disposition: attachment ヘッダーを検出すると、プレビューを表示せずにダウンロードを促します。

例えば、中国 (広州) リージョンにバケットを作成し、その中に test.jpg という名前のファイルが含まれているとします。OSS のデフォルトドメイン名を使用してブラウザで test.jpg にアクセスする場合:

GET /test.jpg HTTP/1.1

test.jpg の MIME タイプは影響を受けるファイルタイプである image/jpeg であるため、OSS は応答に Content-Disposition ヘッダーと x-oss-force-download ヘッダーを追加します。

HTTP/1.1 200 OK
Content-Disposition: attachment
x-oss-force-download: true

標準的なブラウザでは、Content-Disposition: attachment ヘッダーを検出すると、プレビューを表示せずにダウンロードを促します。

解決策

OSS が強制ダウンロードのヘッダーを返さないようにするには、カスタムドメイン名を使用してオブジェクトにアクセスしてください。詳細については、「カスタムドメイン名の紐付け」をご参照ください。