ossutilは、Object Storage Service (OSS) でオブジェクトを効率的に管理するために使用できるコマンドラインツールです。 たとえば、ossutilを使用して、ラージオブジェクトをアップロードしたり、オブジェクトをダウンロードしたり、オブジェクトを共有したりできます。 オブジェクトをOSSにアップロードするには、まずバケットを作成する必要があります。 オブジェクトをアップロードした後、署名付きURLを使用して、オブジェクトをローカルデバイスにダウンロードしたり、他のユーザーと共有してダウンロードやプレビューを行うことができます。
前提条件
ossutilがインストールされています。 詳細については、「ossutilのインストール」をご参照ください。
OSSが有効化されています。 詳細については、「OSSの有効化」をご参照ください。
バケットを作成する
コマンド構文
ossutil mb oss:// バケット
例
次のコマンドを実行して、examplebucketという名前のバケットを作成できます。
ossutil mb oss:// examplebucket
出力が次のコンテンツに似ている場合、バケットが作成されます。
0.668238経過
バケットの作成方法の詳細については、「mb (バケットの作成) 」をご参照ください。
オブジェクトのアップロード
コマンド構文
ossutil cp local_file oss:// bucket
例
次のコマンドを実行して、examplefile.txtというローカルファイルをexamplebucketにアップロードします。
ossutil cp examplefile.txt oss:// examplebucket
次のコマンドを実行して、examplefile.txtという名前のローカルファイルをexamplebucketにアップロードし、そのファイルをexampleobject.txtという名前のオブジェクトとして保存します。
ossutil cp examplefile.txt oss:// examplebucket/exampleobject.txt
出力が次のコンテンツに似ている場合、ファイルはバケットにアップロードされます。
0.720812経過
オブジェクトのアップロード方法の詳細については、「オブジェクトのアップロード」をご参照ください。
オブジェクトのダウンロード
コマンド構文
ossutil cp cloud_url local_file
例
次のコマンドを実行すると、examplefile.txtという名前のオブジェクトをexamplebucketからlocalfolderという名前のローカルディレクトリにダウンロードできます。
ossutil cp oss:// examplebucket/examplefile.txt localfolder/
次のコマンドを実行すると、examplefile.txtという名前のオブジェクトをexamplebucketからlocalfolderという名前のローカルディレクトリにダウンロードし、そのオブジェクトをexampleobject.txtという名前のファイルとして保存できます。
ossutil cp oss:// examplebucket/examplefile.txt localfolder/exampleobject.txt
出力が次のコンテンツに似ている場合、オブジェクトは指定されたローカルディレクトリにダウンロードされます。
0.720812経過
オブジェクトのダウンロード方法の詳細については、「オブジェクトのダウンロード」をご参照ください。
署名付き URL の生成
コマンド構文
ossutil sign cloud_url [-- timeout <value>]
例
次のコマンドを実行して、
oss:// examplebucket/exampleobject.txt
オブジェクトの署名付きURLを生成し、URLの有効期間を3,600秒に設定します。ossutil sign oss:// examplebucket/exampleobject.txt -- タイムアウト3600
出力が次のコンテンツに似ている場合、署名付きURLが生成されます。
https://examplebucket.oss-cn-hangzhou.aliyuncs.com/exampleobject.txt?Expires=1608282224&OSSAccessKeyId=LTAI4G33piUmgRN1DXx9 ****&シグネチャー=jo4 % 2FGykfuc1A4fvyvKRpRyymYH **** 0.368676経過
署名付きURLの生成方法の詳細については、「sign (署名付きオブジェクトURLの生成) 」をご参照ください。