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Object Storage Service:hash, hash

最終更新日:Dec 23, 2024

このトピックでは、hashコマンドを実行してローカルファイルのMD5またはCRC-64ハッシュを計算する方法について説明します。

重要

ossutil V1.6.16以降の場合、コマンドラインでossutilをバイナリ名として直接使用できます。 システムに基づいてバイナリ名を更新する必要はありません。 V1.6.16より前のossutilの場合は、システムに対応するバイナリ名を指定する必要があります。 詳細は、「ossutilコマンドリファレンス」をご参照ください。

コマンド構文

ossutil hash localfile [--type=<value>]

次の表に、コマンド構文のパラメーターとオプションを示します。

パラメータ /オプション

説明

localfile

ローカルファイルのフルパス。

-- type

ローカルファイルのハッシュを計算するために使用されるアルゴリズム。 有効な値:

  • md5:

    -- typeがmd5に設定されている場合、MD5ハッシュとContent-MD5値が表示されます。 Content-MD5値は、MD5ハッシュを計算して128ビットの数値を取得し、その数値をBase64でエンコードすることによって取得されます。 Content-MD5の詳細については、「RFC 1864」をご参照ください。

  • crc64 (デフォルト): -- typeがcrc64に設定されている場合、ローカルファイルのCRC-64ハッシュが計算されます。

    詳細については、「ECMA-182」をご参照ください。

ローカルファイルをオブジェクトとして指定されたバケットにアップロードした後、CRC-64またはMD5ハッシュをクエリまたは使用する場合は、次の項目に注意してください。

  • statコマンドでは、X-Oss-Hash-Crc64ecmaを指定してオブジェクトのCRC-64ハッシュを照会し、Content-Md5を指定してオブジェクトのContent-MD5フィールド値を照会できます。 詳細は、「stat」をご参照ください。

  • OSSでサポートされる前に、object Storage Service (OSS) にアップロードされたオブジェクトのCRC-64ハッシュをstatコマンドを使用して照会するCRC-64はできません。

  • statコマンドを使用して、追加アップロードまたはマルチパートアップロードを使用してアップロードされたオブジェクトのContent-MD5値を照会することはできません。

  • test.txtという名前のローカルファイルのCRC-64ハッシュを計算します。

    ossutil hash test.txt --type=crc64
    CRC64-ECMA                  : 295992936743767023
  • test.txtという名前のローカルファイルのMD5ハッシュを計算します。

    ossutil hash test.txt --type=md5
     MD5                         : 01C3C45C03B2AF225EFAD9F911A33D73
     Content-MD5                 : AcPEXAOyryJe+tn5EaM9cw==