この操作を呼び出して、指定したバケットに設定されている保持ポリシーをクエリできます。
リクエストで ID によって指定された保持ポリシーが存在しない場合、OSS は 404 を返します。
使用方法
OSS は、指定された期間、オブジェクトの削除または上書きを防止する Write Once Read Many(WORM)戦略をサポートしています。 バケットに対して時間ベースの保持ポリシーを設定できます。 保持ポリシーには、1 日から 70 年までの保存期間があります。
バケットに設定された保持ポリシーがロックされると、バケットからオブジェクトを読み取ったり、バケットにオブジェクトをアップロードしたりできます。 ただし、保持期間中は、バケット内の保持ポリシーとオブジェクトを削除することはできません。 バケット内のオブジェクトは、保存期間が経過した後にのみ削除できます。
リクエストヘッダー
GetBucketWorm リクエストには、共通のリクエストヘッダーのみが含まれています。 詳細については、「共通リクエストヘッダー」をご参照ください。
レスポンスヘッダー
GetBucketWorm リクエストへのレスポンスには、共通のレスポンスヘッダーのみが含まれています。 詳細については、「共通レスポンスヘッダー」をご参照ください。
レスポンス要素
要素 | タイプ | 説明 |
WormConfiguration | コンテナ | ルートノード。 子ノード:WormId、State、RetentionPeriodInDays、CreationDate |
WormId | 文字列 | 保持ポリシーの ID。 |
State | 文字列 | 保持ポリシーのステータス。 有効値:
|
RetentionPeriodInDays | 正の整数 | オブジェクトを保持できる日数。 |
CreationDate | 文字列 | 保持ポリシーが作成された日時。 |
例
リクエスト例
GET /? worm HTTP/1.1 Date: Fri, 16 Oct 2020 11:18:32 GMT Host: BucketName.oss.aliyuncs.com Authorization: SignatureValueレスポンス例
HTTP/1.1 200 OK x-oss-request-id: 5374A2880232A65C2300**** Date: Fri, 16 Oct 2020 11:18:32 GMT Content-Type: application/xml Content-Length: length <WormConfiguration> <WormId>1666E2CFB2B3418****</WormId> <State>Locked</State> <RetentionPeriodInDays>1</RetentionPeriodInDays> <CreationDate>2020-10-15T15:50:32</CreationDate> </WormConfiguration>
OSS SDK
以下のプログラミング言語の OSS SDK を使用して、GetBucketWorm を呼び出すことができます。
ossutil
GetBucketWorm 操作に対応する ossutil コマンドについては、「get-bucket-worm」をご参照ください。