get-object-aclコマンドは、バケット内のオブジェクトのアクセス制御リスト (ACL) を照会するために使用されます。
使用上の注意
デフォルトでは、Alibaba CloudアカウントにはオブジェクトのACLを照会する権限があります。 RAMユーザーまたはSecurity Token Service (STS) を使用してACLを照会するには、
oss:GetObjectAcl権限が必要です。 詳細については、「RAMユーザーへのカスタムポリシーのアタッチ」をご参照ください。ACLが設定されていないオブジェクトのACLを照会するためにGetObjectACLリクエストが送信された場合、OSSはこのオブジェクトのデフォルトACLを返します。 この場合、このオブジェクトのACLは、オブジェクトが格納されているバケットのACLと同じです。 たとえば、オブジェクトが格納されているバケットのACLがプライベートの場合、オブジェクトのACLもプライベートです。
コマンド構文
ossutil api get-object-acl --bucket value --key value [flags]パラメーター | データ型 | 説明 |
-- bucket | String | バケットの名前。 |
-- キー | String | オブジェクトのフルパス。 |
-- version-id | String | オブジェクトのバージョンID。 |
get-object-aclコマンドは、GetObjectACL操作に対応します。 GetObjectACL操作のパラメーターの詳細については、「GetObjectACL」をご参照ください。
サポートされているグローバルコマンドラインオプションの詳細については、「コマンドラインオプション」をご参照ください。
例
examplebucketのACLを照会します。ossutil api get-object-acl --bucket examplebucket --key exampleobjectexamplebucketのACLを照会し、結果をJSON形式で表示します。ossutil api get-object-acl --bucket examplebucket --key exampleobject --output-format jsonexamplebucketのACLを照会し、結果をYAML形式で表示します。ossutil api get-object-acl --bucket examplebucket --key exampleobject --output-format yaml