追加可能なオブジェクトの末尾にコンテンツを追加します。
使用方法
追加アップロードを実行するには、
oss:GetObject
およびoss:PutObject
権限が必要です。詳細については、「RAM ユーザーにカスタムポリシーをアタッチする」をご参照ください。追加アップロードの詳細については、「追加アップロード」をご参照ください。
指定されたオブジェクトが存在しない場合、コマンドは追加可能なオブジェクトを作成します。オブジェクトが存在するが追加可能でない場合、コマンドはエラーを返します。
コマンド構文
ossutil append source oss://bucket/object [flags]
パラメーター | タイプ | 説明 |
source | 文字列 | データソース。ローカルパス、OSS パス、または
|
--storage-class | 文字列 | オブジェクトのストレージクラス。有効な値:
|
--acl | 文字列 | オブジェクトのアクセス制御リスト (ACL) を指定します。有効な値:
|
--request-payer | 文字列 | リクエストの支払者。バケットでリクエスト者払い が有効になっている場合は、このパラメーターを requester に設定します。 |
--metadata | strings | key=value ペア形式のオブジェクトのユーザーメタデータ。 |
--tagging | strings | key=value ペア形式のオブジェクトタグ。 |
--cache-control | 文字列 | オブジェクトのダウンロード時に Web ブラウザーでのキャッシュ動作を指定します。 |
--content-disposition | 文字列 | オブジェクトの表示モード。 |
--content-encoding | 文字列 | オブジェクトのエンコード方式。 |
--content-type | 文字列 | オブジェクトのコンテンツタイプ。 |
--encoding-type | 文字列 | オブジェクト名またはファイル名のエンコード方式。有効な値:url。 |
--expires | 文字列 | グリニッジ標準時 (GMT) でのキャッシュの絶対有効期限。たとえば、 |
詳細については、「コマンドラインオプション」をご参照ください。
例
ローカルディレクトリから 1.txt ファイルをバケットにアップロードし、オブジェクト ACL を private に設定し、tag=value タグをオブジェクトに追加します。
ossutil append 1.txt oss://dst-bucket/append.txt --acl private --tagging tag=value
標準入力を使用して、2.txt のコンテンツを append.txt オブジェクトの末尾に追加します。
cat 2.txt | ossutil append - oss://dst-bucket/append.txt
src-bucket バケット内の 3.txt のコンテンツを append.txt オブジェクトの末尾に追加します。
ossutil append oss://src-bucket/3.txt oss://dst-bucket/append.txt