このトピックでは、CAGRA アルゴリズムのインデックス ビルド パラメーターとインデックス検索パラメーターについて説明します。
インデックス ビルド パラメーター
パラメーター | タイプ | デフォルト値 | 説明 |
proxima.cagra.index.graph_degree | int | 64 | クエリ フェーズにおける最近傍グラフ内のノードの隣接エッジの数。値が大きいほど取得率は向上しますが、パフォーマンスは低下します。 |
proxima.cagra.index.intermediate_graph_degree | int | 128 | グラフ作成フェーズで作成される最近傍グラフ内のノードの隣接エッジの数。クエリ フェーズでは、この数は proxima.cagra.index.graph_degree パラメーターで示される数に減ります。このパラメーターの値は、proxima.cagra.index.graph_degree の値以上、かつ 1.5 倍以下である必要があります。 |
proxima.cagra.index.mode.fp16 | int | 0 | FP16 量子化を有効にするかどうかを指定します。取得率への影響を避けるため、このパラメーターを 1 に設定することをお勧めします。 |
インデックス検索パラメーター
パラメーター | タイプ | デフォルト値 | 説明 |
proxima.cagra.search.use_batchable_searcher | int | 0 | バッチ処理を有効にするかどうかを指定します。バッチ処理を有効にするには、このパラメーターを 1 に設定することをお勧めします。こうすることで、システムは短期間に到着するクエリ リクエストをバッチで処理できます。これにより、クエリ処理効率とクエリ パフォーマンスが大幅に向上します。 |
proxima.cagra.search.use_gpu_built_index | int | 0 | CPU から構築されたグラフを使用するかどうかを指定します。このパラメーターは 0 のみに設定できます。これは、CPU から構築されたグラフが使用されることを示します。 |
proxima.cagra.search.itopk_size | int | 64 | このパラメーターは、アルゴリズムの反復中の候補セットのサイズに関連しています。値は 32 の倍数で、必要な topK 値以上である必要があります。上位 100 件のドキュメントを返す必要がある場合、このパラメーターの値は 100 以上である必要があります。値が大きいほど取得率は向上しますが、パフォーマンスは低下します。 |