OpenSearch では、CloudMonitor を使用してアプリケーションを監視できます。CloudMonitor は、DocSizebyApp、ComputeResourcebyApp、QPSbyApp などのメトリクスを収集します。CloudMonitor を使用して、アプリケーションのリソース使用量を監視し、メトリクスのアラートルールを設定できます。
メトリクス
メトリクス | 説明 |
DocSizebyApp | 使用されている合計ストレージ容量。 |
DocSizeRatiobyApp | ドキュメントクォータに対するストレージ使用量の比率。 |
DocCountbyApp | ドキュメントの総数。 |
QPSbyApp | 1 秒あたりのクエリ数。 |
LossQPSbyApp | 1 秒あたりにスロットルされるクエリの数。 |
LatencybyApp | 1 つのクエリの継続時間 (ミリ秒単位)。 |
ComputeResourcebyApp | 1 秒あたりにクエリに使用される論理計算ユニットの数。 |
ComputeResourceRatiobyApp | 1 秒あたりにクエリに使用される論理計算ユニットの、論理計算ユニットのクォータに対する比率。 |
ComputeCostbyApp | 1 つのクエリで消費される論理計算ユニット。 |
DailyPeakComputeResourcebyApp | 1 日あたりにクエリに使用できる論理計算ユニットの最大数。 |
APP Batch Import Throughput | フルデータのインポート時に、アプリケーションがデータソースから 1 秒あたりに読み取るバイト数。 |
APP Batch Read TPS | フルデータのインポート時に、アプリケーションがデータベースから 1 秒あたりに読み取るドキュメントの数。 |
App Batch Write TPS | フルデータのインポートおよび処理時に、アプリケーションがエンジンに 1 秒あたりに書き込むドキュメントの数。データ処理では、データはマージされるか、プラグインを使用して処理される場合があります。 |
APP Realtime Input Throughput | アプリケーションがデータソースから、または API 操作を呼び出すことによって 1 秒あたりに読み取るバイト数。 |
APP Realtime Trigger Latency | リアルタイムデータをセカンダリテーブルに更新する際のレイテンシ。 |
APP Realtime Write Latency | リアルタイムデータをプライマリテーブルに更新する際のレイテンシ。 |
APP RT Read TPS | アプリケーションがデータソースから、または API 操作を呼び出すことによって 1 秒あたりに読み取るドキュメントの数。 |
APP RT Write TPS | リアルタイムデータのインポートおよび処理時に、アプリケーションがエンジンに 1 秒あたりに書き込むドキュメントの数。データ処理では、データはマージされるか、プラグインを使用して処理される場合があります。 |
APP Slave Trigger TPS | セカンダリテーブルの更新が原因で、プライマリテーブルで 1 秒あたりに更新されるドキュメントの数。たとえば、セカンダリテーブルの 1 つのエントリが 1 秒あたりに更新され、プライマリテーブルのエントリ数はセカンダリテーブルのエントリの 3 倍です。この場合、プライマリテーブルの 3 つのエントリが 1 秒あたりに更新される可能性があります。 |
Application Realtime Push Throttling QPS | アプリケーションがデータをプッシュしてスロットリングをトリガーする回数(1 秒あたり)。 |
CloudMonitor によって監視されるメトリクスを表示する
OpenSearch コンソール にログオンします。ページの左上隅で、OpenSearch エディションが表示されている場所にポインターを移動し、OpenSearch ハイパフォーマンス検索エディションを選択します。デフォルトでは、[インスタンス管理] ページが表示されます。[インスタンス管理] ページで、表示するアプリケーションを見つけ、[アクション] 列の [詳細] をクリックします。
[アプリケーションの詳細] ページの右上隅にある [CloudMonitor メトリクスの表示] をクリックして、アプリケーションのリソース使用量を表示します。
[CloudMonitor メトリクスの表示] ページで、メトリクスの詳細を表示します。
イニシアチブアラート機能を有効にする
デフォルトでは、CloudMonitor のイニシアチブアラート機能は、DocSizeRatiobyApp、ComputeResourceRatiobyApp、LossQPSbyApp、および APP Realtime Write Latency のメトリクスのみをサポートしています。次の手順を実行して、イニシアチブアラート機能を有効にすることができます。
Alibaba Cloud アカウントを使用して OpenSearch コンソールにログオンします。ページの左上隅で、OpenSearch エディションが表示されている場所にポインターを移動し、OpenSearch ハイパフォーマンス検索エディションを選択します。デフォルトでは、[インスタンス管理] ページが表示されます。[インスタンス管理] ページで、[イニシアチブアラート] をクリックします。CloudMonitor コンソールにログオンして、手順 3 で説明されている操作を実行することもできます。
イニシアチブアラート機能が [無効] 状態の場合は、[イニシアチブアラート] メッセージで [今すぐ有効にする] をクリックします。
CloudMonitor コンソールの左側のナビゲーションペインで、[アラート] > [イニシアチブアラート] を選択します。[イニシアチブアラート] ページで、OpenSearch を見つけて [イニシアチブアラート] をオンにします。OpenSearch の横にある [表示] アイコンをクリックして、アラートルールを表示および設定できます。
カスタムアラートルールを作成する
カスタムアラートルールを作成し、アラート連絡先を設定できます。詳細については、アラートルールを作成する および アラート連絡先またはアラート連絡先グループを作成する を参照してください。
これらのトピックで CloudMonitor 関連の問題を解決できない場合は、チケットを送信してください。