本トピックでは、MaxFrame で GU リソースを使用する方法と、開発のベストプラクティスについて説明します。MaxFrame と GU クォータを使用することで、MaxCompute 上で GPU ベースのタスクを実行できます。これらのタスクには、マルチモーダルデータ処理やモデル推論などが含まれます。
機能紹介
MaxFrame は、MaxCompute の分散コンピューティングフレームワークであり、Python プログラミングインターフェイスを提供します。Python のデータ処理における 2 つの一般的な問題、つまりパフォーマンスボトルネックと非効率なデータ移動を解決します。MaxFrame を使用すると、MaxCompute 上のテラバイトまたはペタバイト級のビッグデータを直接処理・分析し、視覚的なデータ探索、科学計算、機械学習、AI 開発などのタスクを実行できます。これにより、Python エコシステムにおける効率的なビッグデータ処理と AI 開発に対する高まる需要に対応できます。
GU (GPU ユニット) は、MaxCompute で GPU タスクを実行するための計算ユニットです。GU は、ディープラーニング推論、画像・音声処理、大規模言語モデル (LLM) のオフライン推論などのシナリオに適しています。詳細については、「MaxCompute AI 計算リソース」をご参照ください。
設定項目
MaxFrame のデフォルト実行エンジンの優先順位設定
Distributed Python Engine (DPE) は、GPU をサポートする分散 Python コンピュートエンジンです。GPU タスクが DPE に確実にスケジュールされるようにするには、engine_order の先頭に "DPE" を配置します。
from maxframe.config import options
options.dag.settings = {
"engine_order": ["DPE", "MCSQL"]
}GU リソースの使用
方法 1:グローバルセッションレベルでの GU クォータの指定
デフォルトでは、グローバルセッションレベルの GU クォータは、MaxFrame AI 関数にのみ有効です。通常のユーザー定義関数 (UDF) の場合は、手動で GU クォータを指定する必要があります。
options.session.gu_quota_name = "xxxxxx" # GU クォータ方法 2:UDF レベルでの GU パラメーターの指定
@with_running_options(engine="dpe", gu=8, gu_quota="xxxxx") def vad_call(batch, config_path: str): ...engine="dpe":DPE を使用するように指定します。gu=8:各インスタンスに 8 GU (8 カード) を割り当てます。gu_quota="os_xxxx":使用する GU クォータグループを指定します。