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MaxCompute:FAILIF

最終更新日:Jan 17, 2025

FAILIF関数では、条件式に基づいてtrueまたはカスタムエラーメッセージを返すことができます。 このトピックでは、FAILIF関数の使用方法について説明します。

構文

BOOLEAN FAILIF(BOOLEAN <condition>, STRING <errMsg>); 

Parameters

パラメーター

必須 / 任意

説明

condition

対象

評価される式は、BOOLEAN型です。

errMsg

対象

スローされるエラーメッセージは、STRING型です。

戻り値

  • 条件式がtrueに評価された場合、指定されたエラーメッセージerrMsgが返されます。

  • 条件式がfalseに評価された場合、関数はtrueを返します。

  • 例1: 条件x<0がtrueの場合:

    SELECT x, FAILIF(x<0,'Error: x must be positive') FROM (SELECT -1 AS x);

    次の結果が返され、FAILIF関数で指定されたエラーメッセージが表示されます。

    ODPS-0130071:[0,0] Semantic analysis exception - physical plan generation failed: SQL Runtime Unretryable Error: ODPS-0121095:Invalid argument - Error: x must be positive
  • 例2: 条件x<0がfalseの場合:

    SELECT x, FAILIF(x<0,'Error: x must be positive') FROM (SELECT 1 AS x);

    次の応答が返されます。

    +------------+------+
    | x          | _c1  | 
    +------------+------+
    | 1         | true | 
    +------------+------+