IoT Platform は、オンラインデバイス数、アップストリームメッセージ数とダウンストリームメッセージ数、ルールエンジンによって転送されたメッセージ数、デバイスのネットワークステータスなどのメトリックのリアルタイムモニタリングを提供します。さらに、CloudMonitor でアラートルールを設定することで、IoT Platform データを監視できます。
IoT Platform を使用してリソース使用量を監視する
IoT Platform は、Alibaba Cloud アカウントのデバイスデータとネットワークステータスをリアルタイムで監視します。モニタリングデータは、[リアルタイムモニタリング] ページに表示されます。
- デバイスデータメトリック
コンソールには、オンラインデバイス、IoT Platform に送信されたメッセージ、IoT Platform から送信されたメッセージ、ルールエンジンを介して転送されたメッセージというメトリックが表示されます。
詳細については、「データメトリックを表示する」をご参照ください。
- デバイスのネットワークステータス
ネットワーク接続方法が Wi-Fi のデバイスがネットワークステータスデータを送信するように有効化できます。デバイスがデータを送信した後、[リアルタイムモニタリング] ページの [デバイスのネットワークステータス] タブで、デバイスのネットワークステータスとネットワークエラーメッセージを表示できます。デバイス名と時間範囲を指定してクエリを実行できます。
表示されるデバイスのネットワークステータスデータには、信号収集時間、受信信号強度(RRS)、信号対雑音比(SNR)、パケット損失率が含まれます。詳細については、「デバイスのネットワークステータスを表示する」をご参照ください。
ネットワークステータスデータの送信に使用されるトピック、ネットワークステータスデータの形式、ネットワークエラーの詳細については、「デバイスがネットワークステータスデータを送信する」をご参照ください。
説明 ネットワーク接続方法が Wi-Fi のデバイスのみがネットワークステータスデータを送信できます。
CloudMonitor を使用してリソース使用量を監視する
IoT Platform は CloudMonitor と統合されています。 CloudMonitor のイベントアラームとしきい値アラーム機能を使用して、IoT Platform データを監視できます。メトリックには、OnlineDeviceCount、MessageCountSentFromIoT、MessageCountSentToIoT、MessageCountForwardedThroughRuleEngine、MessageCountPerMinute、DeviceEventReportError、DevicePropertyReportError、DeviceServiceCallError が含まれます。
[リアルタイムモニタリング] ページで、[アラーム設定] をクリックして CloudMonitor コンソールに移動します。必要に応じて、しきい値トリガーとイベントトリガーのアラートルールを設定します。
アラートルールとアラートメッセージの詳細については、「アラートルールを設定する」および「アラート通知」をご参照ください。
RAM ユーザーにリアルタイムモニタリングの使用を承認する
RAM ユーザーにリアルタイムモニタリング機能の使用を承認するには、RAM コンソール にログインし、RAM ユーザーに cms:QueryMetricList 権限を付与する必要があります。 RAM 権限ポリシーのカスタマイズ方法の詳細については、「カスタム権限」をご参照ください。
次のスクリプトは、cms:QueryMetricList 権限ポリシーを示しています。
{
"Statement": [
{
"Action": [
"cms:QueryMetricList"
],
"Resource": "*",
"Effect": "Allow"
}
],
"Version": "1"
}