キャパシティースケジューラーは、Apache YARN に組み込まれたスケジューラーです。 E-MapReduce (EMR) にデプロイされた YARN サービスは、デフォルトのスケジューラーとしてキャパシティースケジューラーを使用します。 キャパシティースケジューラーは、マルチテナントの階層型リソーススケジューラーです。 個々の子キューで使用されるリソースは、設定されたキャパシティーに基づいて割り当てられます。
キャパシティースケジューラーの有効化
重要 [リソースキューの有効化] をオンにした後、YARN サービスページの [サービスの設定] セクションにある [キャパシティースケジューラー] タブでデータを設定できなくなります。 既存の設定は、 [クラスターリソース] ページに同期されます。 YARN サービスページの [構成] タブでクラスターリソースを構成する場合、[クラスタリソース] ページで [リソースキューの有効化] をオフにします。
キャパシティースケジューラーの設定
[リソースキューの有効化] をオンにした後、次の手順に沿ってキャパシティースケジューラーを構成します。
スケジューラータイプの切り替え
[リソースキューを有効化] をオンにした後、スケジューラーの種類を切り替えるには、次の手順を実行します。
ジョブの送信
- アプリケーションの実行中にキューを指定しない場合、ジョブは default キューに送信されます。
- 子キューを指定する必要があります。 タスクは親キューに送信できません。
- [mapreduce.job.queuename] を使用して、ジョブを送信するキューを指定します。 例:
`hadoop jar /usr/lib/hadoop-current/share/hadoop/mapreduce/hadoop-mapreduce-examples-2.8.5.jar pi -Dmapreduce.job.queuename=test 2 2`