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Edge Security Acceleration:画像変換

最終更新日:Mar 01, 2025

Edge Security Acceleration (ESA) は、画像変換機能を提供します。オリジンサーバーの画像形式や品質の変換、トリミング、サイズ変更、キャッシュを行うことができます。 これにより、画像の取得が高速化され、オリジン トラフィックが削減されます。

制限事項

画像変換を使用する前に、以下の点にご注意ください。

ソース画像の制限:

  • この機能を使用して変換できるのは、JPEG、JPG、PNG、WebP、BMP、GIF、TIFF、JPEG 2000 形式の画像のみです。

  • ソース画像のサイズは 10 MB を超えることはできません。

  • ソース画像のピクセル総数は 16,777,216 を超えることはできません。

    説明

    ソース画像が GIF 画像の場合、ピクセル総数はすべてのフレームの合計です。ImageMagick などのツールを使用して、GIF 画像のフレーム情報をクエリできます。

処理済み画像の制限:

  • 変換された画像のピクセル総数は 16,777,216 を超えることはできません。

  • 変換された画像を WebP 形式に変換する場合、画像のピクセル総数は 16,777,216 ピクセルを超えることはできません。幅または高さは 16,384 ピクセルを超えることはできません。ソース画像が動的画像の場合、ソース画像を WebP 形式に変換すると静的画像が生成されます。

画像変換を有効にする

  1. ESA コンソールで、[Web サイト] を選択します。[Web サイト] ページで、管理する Web サイトを見つけ、Web サイト名をクリックします。

  2. 左側のナビゲーションウィンドウで、[速度とネットワーク] > [速度の最適化] をクリックします。

  3. [画像変換] を有効にします。その後、リクエスト URL に画像編集パラメーターを追加して、画像を変換できます。

    たとえば、URL 処理メソッドを編集することで、JavaScript で画像を別の形式に変換できます。

    function updateImageUrl(format) {
      let baseUrl = "https://example.com/image_01";
      let newUrl = `${baseUrl}.png?image_process=format,${format}`;
      document.getElementById('imageElement').src = newUrl;
    }
    
    // 呼び出し例。画像を BMP 形式に変換します。
    updateImageUrl("bmp");
    
    // 画像を JPG などの別の形式に変換します。
    // updateImageUrl("jpg");
    

image_process=format,${format} は、上記のコードの画像編集パラメーターの構成です。変更可能なパラメーターとその値の詳細については、「画像編集方法」をご参照ください。

画像編集方法

次の表は、ESA でサポートされている画像編集パラメーターを示しています。

メソッド

パラメーター

説明

画像形式を変換する

format

画像を指定された形式に変換します。

画質を調整する

quality

画像の画質を調整します。

画像をトリミングする

crop

画像をトリミングします。

画像のサイズを変更する

resize

画像のサイズを変更します。この機能は、画像のサイズの縮小のみをサポートしています。

画像を回転する

  • auto-orient: 画像を自動的に回転します。

  • rotate: 画像を特定の方向に回転します。

方向パラメーターに基づいて画像を回転するか、指定した角度に基づいて画像を時計回りに回転します。

画像の色を変更する

  • bright: 画像の輝度。

  • contrast: 画像のコントラスト。

  • sharpen: 画像のシャープネス。

画像の輝度、コントラスト、シャープネスを調整します。

ウォーターマークを追加する

watermark

画像に画像またはテキストのウォーターマークを追加します。

画像情報をクエリする

info

幅、高さ、形式、品質などの画像情報をクエリします。