Edge Security Acceleration (ESA) は、作成したルールに基づいてユーザーリクエストに含まれるパラメーターをチェックし、URL の書き換え、リクエストヘッダーまたはレスポンスヘッダーの変更、および一致するユーザーリクエストに対するマネージド変換ルールの有効化を行います。
機能概要
変換ルールを作成して、次の表に示す機能を設定し、カスタムフィルター式に一致するリクエストにルールを適用できます。
オリジンサーバー上のリソースのストレージパスが変更された場合でも、ユーザーが元の URL を使用してリソースにアクセスできるようにするには、Edge Security Acceleration (ESA) プレゼンスポイント (POP) で URL 書き換え機能を使用して URL を書き換えることができます。 ESA では、オリジンサーバーにリダイレクトされる前に、リクエスト内の URL パスとクエリ文字列を書き換えることができます。
HTTP リクエストヘッダーは、HTTP を介して送信されるリクエストのヘッダーセクションのコンポーネントです。 HTTP リクエストヘッダーは、サーバーに特定のパラメーターを提供します。さまざまなビジネス要件に合わせて、オリジンリクエストの HTTP ヘッダーを追加、削除、変更、および置き換えることができます。
HTTP レスポンスヘッダーは、HTTP レスポンスメッセージの一部であり、クライアントに渡す特定のレスポンスパラメーターを伝送します。 HTTP レスポンスヘッダーを設定すると、Edge Security Acceleration (ESA) プレゼンスポイント (POP) がリクエストされたコンテンツをクライアントに返すときに、レスポンスメッセージに HTTP ヘッダーが含まれます。これは、クロスオリジンリソースシェアリング (CORS) などの機能の実装に役立ちます。
Edge Security Acceleration (ESA) のマネージド変換機能を使用して、HTTP リクエストヘッダーとレスポンスヘッダーに一般的な調整を適用できます。この機能は、クライアント情報の送信とセキュリティの強化に適しています。
可用性
エントランス | プロ | プレミアム | エンタープライズ | |
変換ルール | 10 | 25 | 50 | 125 |