このトピックでは、Windows Elastic Compute Service (ECS) インスタンスのシステムディスク例外のトラブルシューティング方法について説明します。
背景情報
システムディスクの例外は、Windows ECSインスタンスのパッチ更新やドライバーのインストール、さらにはWindows ECSインスタンスの次回の起動にも影響を与える可能性があります。
問題の説明
Windows ECSインスタンスでコマンドプロンプトウィンドウを開き、chkdskまたはsfc /VERIFYONLYコマンドを実行して、Windows ECSインスタンスに接続されているディスクのステータスを確認します。
ディスクで例外が発生した場合、チェック結果にエラーメッセージが表示されます。
解決策
次の手順を実行して、システムディスクの例外をトラブルシューティングします。
Windows ECSインスタンスに接続します。
詳細については、「接続方法の概要」をご参照ください。
管理者として [コマンドプロンプト] ウィンドウを開きます。
次のコマンドを実行して、システムの整合性を確認します。
sfc /scannowコマンド出力が整合性の問題を示さない場合、システムは整合性チェックに合格する。
次のコマンドを実行して、システムディスクが期待どおりに実行されるかどうかを確認します。
chkdsk c:コマンド出力が問題を示さない場合、システムディスクは期待どおりに実行されます。
ECSコンソールでWindows ECSインスタンスを再起動します。
詳細は、「インスタンスの再起動」 をご参照ください。
システムディスクの例外が修正されていない場合は、システムディスクのスナップショットを使用してシステムディスクを復元します。 詳細については、「スナップショットを使用したディスクのロールバック」をご参照ください。