このトピックでは、サーバーレスインスタンスクラスについて説明します。
使用上の注意
Data Transmission Service (DTS) は、数秒以内にデータを宛先インスタンスに同期できます。 しかし、同期レイテンシは、ソースインスタンスの高い作業負荷、伝送ネットワークの低い帯域幅、ネットワークレイテンシ、および宛先インスタンスの不十分な書き込みパフォーマンスなど、さまざまな理由により増加する可能性があります。 したがって、DTSはデータ同期タスクのレイテンシを秒単位で保証しません。
用語
期間 | 説明 |
DTSユニット (DU) | CPU、メモリ、ディスク容量など、サーバーレスインスタンスクラスで使用可能なリソースの測定単位。 |
1秒あたりの行数 (RPS) | 1秒ごとに宛先テーブルに増分同期されるデータの行。 たとえば、サーバーレスインスタンスが1秒あたり5,000行のデータを宛先テーブルに増分同期する場合、インスタンスのRPSは5,000になります。 |
インスタンスクラス
次の表に、DUの数とサーバーレスインスタンスの最大RPSの間のマッピングを示します。 実際のRPSは、ネットワーク環境、ソースおよび宛先データベースの性能、ならびに待ち時間などの要因に基づいて変化し得る。
DU | 最大RPS |
1 | 200 |
2 | 1,000 |
4 | 3,000 |
8 | 9,000 |
16 | 17,000 |
32 | 35,000 |
説明
サーバーレスインスタンスの実際のRPSは、ネットワーク環境、ソースデータベースとターゲットデータベースのパフォーマンス、レイテンシなど、さまざまな要因によって異なります。 上記の表に記載されている最大RPSは参考用であり、DTSのサービスレベル契約 (SLA) の対象外です。